少し前になりますが、3人の知り合いから立て続けに、
サフランの収穫を「見に行く」「見にいった」と聞いて、
いいなーと思いながら私も自宅でちまちまとサフランの収穫をしました^^
日本でのサフランの主要産地は大分県竹田市。
サフランのお花の柔らかい甘さはとても魅力的。ちょうど満開だった時に行った知人は「とにかく香りが素晴らしかったですー!」と感激していました。
この赤い雌しべの香りを想像してる方は「そんなに良い?」と頭の中に?マークかもしれませんが、お花はバラに似た香りがあります。
香りの歴史を見ていてもサフランがしばしば登場しますが、香りの正体はバラの主成分であるフェニルエチルアルコールやフェニルアセトアルデヒドなど。
ローズ・オットーではなくアブソリュートに似ています。
私は虫かと思うほど引き寄せられますの。
サフランの花の香りには抗不安作用や抗ストレス作用があり、PMSの緩和にも役立つという研究も→PMS症状の緩和
そしてサフランの花から得られた香り成分は、ヒアルロン酸の合成を促進するのだそうです。
つ、つけたい…。たくさんつけたい…。
雌しべの茶剤はドイツのフィトテラピーでは抗神経症に、さらに一般的には婦人薬として有名ですが、サフランは色々な働きをもつ花なのですね。
雌しべの香り成分サフラナール、色素配糖体のクロシンには抗酸化作用が認められていて→抗酸化作用
サフラナールは抗酸化作用以外にも、鎮痛、鎮静、通経作用が知られています
サフランについてはカネボウさんが以前から研究をされているようで、調べてみると色々出てきます。
香りも色素成分も大事、ということはアブソリュート。
サフランAbs.があるかもと思って探したらフィトアロマ研究所のショップにありました!→サフランAbs.
Abs.にするとどんな香りなんでしょ。
日が昇るとどんどん花が開いて、すぐにしぼむ。手間がかかるゆえに…1mlで¥3,350 やはり昔も今も高価です。
あたらしい アロマテラピー事典
Amazon |