No.101 14/365 毎日ブログ更新中‼
みなさん、こんにちは
『健やかで笑顔あふれる
日々の暮らしのお手伝い』
という理念のもと、
福井県福井市で
牛乳・乳製品とお水を宅配する会社、
けんこーやを経営しています
内田光紀(ウチダミツノリ)です
唐突ですが皆さん、
カルシウム不足と聞くと
何を連想しますか?
恐らくほとんどの方が、
これじゃないでしょうか?
そう、
骨粗鬆症です
骨粗鬆症とは、
カルシウム不足が原因で、
骨からカルシウムが溶け出し、
骨がスカスカになる病気です
では、
カルシウムが不足すると、
なぜ骨から溶け出すのか
人の体の中のカルシウムは、
その99%が骨に蓄えられていますが、
残りの1%は血液中や細胞の中に
存在しています。
カルシウムは「生命の炎」とも言われ、
血液中のカルシウム濃度が
一定に保たれることで、
体内の様々な器官が正常に働き、
生命を維持しています。
実はカルシウムの摂取が不足すると、
血液中のカルシウムが減少します
前述の通り、
血液中のカルシウム濃度の低下は、
生命維持の危機に直結するので、
骨からカルシウムを取りだし、
血液中に送ることで、
この危機を回避しようとします。
ですから、
日頃からカルシウムの摂取が不足すると、
この危機回避の働きが繰り返され、
骨のカルシウム密度が
どんどんと低下する。
これが骨粗鬆症のメカニズムです
でもハッ
本当に怖いのはここからです
カルシウムの摂取不足が
慢性的になると、
必要以上に、骨からカルシウムが
溶け出してしまいます。
こうなると、
血液中で余分となったカルシウムは、
血管壁に付着して、
血管をどんどん硬くしていきます
これが高血圧や動脈硬化の原因になり、
結果として、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます
さらに
血管以外にも、
脳や軟骨にもカルシウムが
入り込みます。
脳に入り込んだカルシウムは、
脳細胞の働きを妨げたり、
傷つけたりするので、
記憶障害や認知症、
はたまたアルツハイマーの
発症リスクを高めます
軟骨に入り込んだカルシウムは、
軟骨をカチカチに硬くします。
硬くなった軟骨は
次第に磨り減っていき、
変形性関節症を引き起こします
このような現象を
カルシウムパラドックス
と言います。
ちなみに日本人は性別を問わず、
ほとんどの年代で、
カルシウムの摂取が不足しています。
たかがカルシウム不足と侮らず、
毎日の食事で、
しっかりとカルシウムを摂るよう
心掛けましょう
最後まで読んで下さり、
ありがとうございます
それじゃまた明日