1.想定外
5/31(金) メキシコペソ円の動きは想定外のものだった。
(1)5/31(金)のメキシコペソ円の15分足チャートを見ると
緑色の長方形で示した部分がW-ボトムの後上がったところだ。その中で、ピンク色の長方形で示した所の下げが想定外で軽い押しだと思って決済しなかったら思った以上に下げられて損した。
図1.メキシコペソ円の15分足チャート
(2)この下げが想定外だったというのは、メキシコペソ円は今までも4h-2σが下がった大きな下げがあったが、w-ボトムをつけた後は素直に上がった記憶があったからだ。
(3)メキシコペソ円の1時間足チャートを見ると
①4/19, 5/6, 5/16でも4h-2σが下がったがその後上がっている。
図2.メキシコペソ円の1時間足チャート
②5/16(木)のメキシコペソ円の15分足チャートを見ると、
下げてw-ボトムをつけた後、緑色の長方形で示した所は特に深い下げなしで、ほぼ15分ミドル上げで上がっている。
③5/6(月)のメキシコペソ円の15分足チャートを見ると
ここは5/1(水)夜の為替介入でドン下げした後の下げがとまってから上げだした所だが、下げてw-ボトムをつけた後、緑色の長方形で示した所は特に深い下げなしで上がっている。
図4.5/6(月)のメキシコペソ円の15分足チャート
④4/19(金)のメキシコペソ円の15分足チャートを見ると
イスラエルがイランの核施設を攻撃とのニュースがS流れたとのことで、メキシコペソ円がドン落ちして、一時、損切りと含み損を合わせて損が120万円まで膨らんだ箇所だ。
しかし、イランも被害なしと発表して、プロレスごっこか?と急速に戻したので、きれいなw-ボトムもつけていず、瞬間的なさげだったのでこれは例外だ。
2.反省
(1)下げたのは5/31の22:30頃
まあ、1時間BBにタッチしているから少しはさげてもおかしくないが、要人発言があったわけでもないし、日本の10年債の金利が急に上がった訳でもないのに下げすぎと思う。
しかし、メキシコペソ円がかなり深堀したのは確かだから、文句を言っていても始まらない。
それだけ、日銀の金利引き上げが始まり、高金利通貨の金利引き下げが見えてきたため、今まで強気だった円がらみ通貨ペアのドル円とクロス円は今までのように強気一辺倒とはいかなくなってきたということだろう。
(2)そうであれば、いっそう、上がるはずとかの先入観をすて、チャートに寄り添ってindicatorも頼りにしてトレードしていかなくてはなるまい。