【②総務財務常任委員会】9月定例会

前回に続き、今回は衛生費、商工費、土木費、教育費を取り上げさせていただきます。なお、私が注目した審議に限らせていただきますことをお許し下さい。

◎衛生費について

【新型インフルエンザ等対策業務】447,109千円　

①公共施設にサーキュレーターを設置

②地方創生臨時交付金を活用し、市民等のPCR検査費用助成・抗原検査キットの購入助成を年度末まで実施継続。併せて、高齢者施設職員等のPCR検査助成も継続。

【地域医療課長答弁】無症状者対象の無料PCRセンターが増えました。民間PCRセンターですが、松戸駅2箇所、新松戸駅1箇所、八柱駅に1箇所、計4箇所と強化されました。より多くの方にご利用いただければと思います。6月は1,021名、8月は6,449名の利用がありました。抗原検査キットにつきましては、急激に需要が増えました。薬局では品薄となり、メーカーは増産し、品薄改善をはかっております。新たな抗原検査キットについて、薬剤師会と協議を進めています。

【健康福祉課長】8/31より適用された千葉県BA５強化宣言に対して、市の対応方針は、決してワクチン接種の強制を行っているものではありません。

【ワクチン接種担当室長】5歳～11歳努力義務が適用されることになりましたが、接種に協力という意味で、接種を強制するものではありません。これまで通りに市民の皆様へは情報提供を行っています。

※サーキュレーターのイメージ図です。

◎商工費について

【商店街共同施設支援事業】18,804千円　

→地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰対策として商店街が設置する街路灯等電気代補助額を増額する。また、街路灯をLED化する際の補助率を上げる。

【商工振興課長答弁】令和3年3月31日現在、街路灯は市内全体で1659基あります。そのうちLED化しているのは、1,436基と約86.6％になっています。残りの233基は商店街に個別に周知してLED化していきます。なお、基本的には年度内に行いますが、間に合わない場合は、繰り越しも視野に入れています。その際、国へ繰り越しの手続きが必要となります。

◎土木費について

【道路維持管理事業】64,400千円　

→東部小学校のゾーン30の整備を行う。また、寄付金の活用を含めた補修・清掃箇所等の増。

【私の質疑】いわゆる通学路の安全対応かと思います。地域の要望があって１年経たずに今回に至ったこと、道路維持課の迅速な対応に感謝します。近隣市よりも松戸市は早いと客観的ではなく、主観的に市民の声を聴いています。改めて感謝します（※教育委員会へ感謝することを忘れました）。さて、今回のゾーン30はどのようなスケジュールで行われるのでしょうか。

【道路維持課長答弁】令和4年5月19日千葉県警より連絡があり、今年度実施するとありました。今後について、警察と協議する中で進めていきたいと思います。

【私の質疑・要望】本会議で公明党鈴木議員が要望していましたが、他市ではゾーン30プラスというように、ハンプの設置が進んでいるように思います。松戸市もプラスの部分を進めるべきだと思います。

◎教育費について

【小中学校施設維持管理事業　校舎等改修業務】50,000千円

→修繕箇所等の増に伴う増額

【学校施設課長答弁】昨年度松戸市学校施設長寿命化・再整備計画（第1期）を策定しました。令和10年度までに15校を予定しています。

【委員会審査を終えて】

第20期市議会議員として最後の委員会を無事に終えることができました。４年間を振り返り、執行部と様々な意見交換をさせていただき、学ぶことが多々ありました。連日の新聞・テレビ報道を積極的にみるように、情報を入手、時流に乗ることを心掛けました。松戸市職員は本当に勉強されており、近隣市と比較しても優れた政策を打ち出しているように思います。今後は、私たち市議会議員も怠ることなく勉強を続け、市議会と行政が車の両輪のように、前へ進む政策を提言し、前向きな議論をしていきたいと思いました。次回の委員会へ戻れるようにまずは私自身が11月の市議選、頑張ります。

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松戸市議会議員　大塚けんじ

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