今朝の産経新聞。東京都武蔵野市は「子どもの権利条例」を来春にも市議会へ提案する予定とのことです。子どもには『生きる』『育つ』『守られる』『参加する』等の権利があってしかるべきだと思います。しかし、今回の条例案には、先の4つに加えて『休む』『遊ぶ』も明示するとのことです。
問題なのは、
『休む』権利については、どのような理由でも取得でき、学校も欠席扱いにならない『子どもの特別休暇』の導入も検討の余地があるとの補足意見をつけたことです。
専門家は、
「権利が独り歩きし、子どもの健全な成長を阻害しかねない危うさをはらんでいる」→『誤った子供中心主義』
なんと、記事の中で、松戸市の事例が紹介されていました。
平成10年以降、市内の3保育所で試験導入をした「ふりーせる保育」では「子供の権利」などを全面に掲げました。
「自由(Freedom)、安心(Relief)、自信(Selfconfidence)」の頭文字からとりました。
しかし、保護者から
『言葉遣いが悪くなった』
『犬食いになった』
などの苦情が上がり、市も「行き過ぎをただし、保護者の信頼を回復したい」と軌道修正を図った経緯があります。
※現在はこうした考え方は一切ないこと、行政に確認済です。
国会でも山谷えり子議員が松戸市の事例を出して質疑をされています。
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武蔵野市が提案する『子どもの権利条例』について、以前松戸市のような批判が出てくることが目に見えており、『休む』『遊ぶ』権利を入れたら、まさに『誤った子供中心主義』になることが容易に想像つきます。私は武蔵野市の提案には明確に『反対』です。
さて、以前も武蔵野市は『外国人が参加できる住民投票条例案』を市議会へ提出し、否決した経緯があります。
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