離婚後の子どもの養育について考えたいと思います。先日の法制審議部会では『共同親権』について話し合われました。
 
今まで養育費不払いについて市議会で取り上げてきましたが、離婚後の『共同親権』については、恥ずかしながら勉強不足でした。
 
従来までは離婚後の親権者について、父または母のどちらか『単独親権』のみでした。今回のたたき台案では、
①「共同親権」か「単独親権」か選べる案
②今の「単独親権」を維持する案も併記する
 
加えて、一定額の養育費支払う義務発生する『法定養育費制度』新設する案も明記するとのことでした。
 
 
今回の会議では『共同親権』は特に踏み込んだたたき台であると言えます。賛否が分かれているのは言うまでもありません。
 
 
【賛成派】
 
【反対派】
 
 
ここでテレビでお馴染みの北村晴男弁護士がわかりやすく、切り込んだ解説をされていましたので、概要のみお伝えさせていただきます。
 
そもそも『単独親権』の問題点について。
 
①親権を奪われた相手からすると養育費を払わなければいけないことは分かっている
②しかし、1カ月に1回しか会えない、2カ月に1回しか会えないとなると限られた自分の収入の中から最優先で養育費を払うモチベーションが下がる(※下がってもいいとは言っているのではない。)
③養育費の不払いが生まれる
④親権を持ったシングルマザーは養育費が払われず貧困を極めるということになる
 
【結論】両親がきちんと子どもを育てること。加えて育てるために良い法制度を整えるべき。よって『共同親権』にするべき。
 
 
◎北村弁護士の持論
弁護士の利権が関与している可能性は無いでは無い
②本来はDVの被害者を保護するために監視付きの面会交流を機能すればいいが、DVでない方にも監視付きの面会交流を盛んに行っている。→お金が動き、それを維持したいという、一つの利権になっている。

※つまりDVのケースのみ監視付き面会交流にすれば良いという話。

③弁護士などを専門とするADR(裁判外紛争解決手続)から、共同監護計画をきちんと作って、提出しないと離婚届を受理しないということを提案する。

 

 

北村弁護士を話を聞く限り、私も『共同親権』賛成という立場です。万が一、弁護士利権のために、『単独親権』を岩盤規制されているとしたらとんでもないことです。

 

さて、皆様はいかがお考えでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****************************************

※自民党員・ボランティア いずれも募集中!

 

松戸市議会議員 大塚けんじ

ホームページ:http://k-kaikaku.com/

ブログ:https://ameblo.jp/kenjiotsuka77/

メール:kansha.sunao.geza@gmail.com

 

****************************************