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映画「ニューシネマパラダイス」の舞台、シチリア島、パラッツォアドリアーノでの結婚式のコト。
前回のブログで書いたように、
私たちアニバーサリーエージェントでは...
映画「Le Grand Bleu(グランブルー)」の舞台での結婚式❣️
映画「The Godfather(ゴッドファーザー)」の舞台での結婚式❣️
と、実際の映画で使用された街や古城を利用しての結婚式を南イタリア🇮🇹シチリア島で展開しています。
◉佐藤健治と男が仕切る結婚式と「CHICO SCIMONE(チコ・シモーネ)」氏との関係について。
上記以外にもうひとつ、
シチリア島で撮影されたイタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督による不朽の名作映画🎥
ニュー・シネマ・パラダイス(伊🇮🇹: Nuovo Cinema Paradiso)です。
その映画の舞台が、
シチリア島・パレルモ空港から車で約90分の場所にある「PARAZZO ADRIANO(パラッツォアドリアーノ)」で、
正直、映画に登場していなければ訪れないであろう、シチリア島の素朴な田舎町。
僕も実際の結婚式を含め5、6回、現地を訪れていますが、その度に、その映画に登場した村を見てみようと、はるばる海外から訪れている観光客を目にします。
(映画の力って本当にすごいですね👍)
実際、映画の印象的なシーンで使用された映画館は、撮影用のセットだった為、現存はしていませんが、それ以外の施設はほぼ映画そのままの状態です。
きっと、撮影当時は村全てが映画のセットのようだったのでしょう。(ちなみに市庁舎には、当時の撮影時の模様がわかるギャラリーも併設されています)
そんな村で、最初の結婚式をプロデュースさせて頂いたのが、2004年の事でした。
この映画が今迄見た中で一番好きな映画だという、新郎新婦様に出会い、このプランをご提案させて頂いた事がきっかけでした。
日本人がわざわざこの場所まで、しかも結婚式をあげる為に訪れるとあって、市長から村人、神父様、国営テレビ(RAI)の撮影隊など、全ての方々を巻き込んでの一大イベントとなりました。
民族衣装でおもてなしをしてくれた学生から、近隣の街から招集されたブラスバンド隊まで。彼ら、もちろんノーギャラです。(イタリア、特にシチリア島は、コネ文化です)
僕の過去の体験からですが、時にこういったイベント要素の強いウェディングがあった時、大事なのは、どれだけ、色々な人々を巻き込めるか!って重要だったりするんです。
特に海外の場合はなおさらです。
それともうひとつ❣️
日本人(ウェディングプランナーの意も含)って特にですがきめ細かく事前に準備する人種です。
それは僕も同様で、素晴らしい事だとは思いつつも、特にイタリアを中心としたラテン圏内では、ポイントだけおさえて後は流れに任せるという、ある意味割り切りもとっても必要だったりします。
意外とそのほうが、結果オーライのパターンだったりするのをイタリア🇮🇹生活時代に学びました。
このシチリアの結婚式のプランは、決して年間何百組もの組数をすることはありません。
アニバーサリーエージェント
DREAM AIRWAYS✈︎✈︎✈︎
年間あっても1組、2組でしょうか。(田舎町ほどカメラマンやヘアメイクなどのインフラ整理が大変なんです)ですから商売ベースで考えると、決して効率的とは言えません。
ただ「映画のような結婚式、男が仕切る結婚式」をテーマとする私たちには貴重なコンテンツのひとつとなっているのも事実です。
名作映画が、人々の心に一生思いでとして記憶に残るように、私たちの手がける結婚式が、その名作の舞台、また決して映画の舞台でなかったとしても、そこに集う、ふたりやゲストの心に一生記憶に残る「映画のような結婚式」というテーマは、今後も大切にしていきたいと思っています。
このブログをきっかけに、昔にこの映画を見たという方も、初めて知ったという方も、是非、ニュー・シネマ・パラダイスをご覧になってみてください。
人生とは...を感じる作品です😁
ちなみに、映画の主人公、子役時代のトト君は、
今、この村の近隣のスーパーで元気に働いています。
KENJI / SATO