3月1日 SKE48 2ndステージ 劇場初観戦 | KEN爺の小言(KKGT)

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「スクランブルエッグ」Webサイトのスタッフとして、北は北海道から、南は沖縄まで全国を駆け巡っているKEN爺が、日頃の取材や趣味活動を通じて思うところを綴っていく日記です。

昨日は、名古屋・栄のサンシャインスタジオ(SUNSHINE SAKAE)で開催されているSKE48が2公演(15:30~、19:00~)メール抽選で当たりましたので、名古屋に行ってきました。2月14日からスタートしたオリジナルステージ「手をつなぎながら」公演の初観戦です。


抽選は両公演とも15順以降で相変わらずの干され気味(苦笑)、それでも、両公演とも、何とか最後尾の下手トイレ入口付近の席に座ることができました。イス席の段差はおおむね2段階くらいで、中途半端に真ん中の席に座るよりも、段差の高い後方5列くらいのほうが視界は良好なようです。 特に2公演目は、ちょうど座高の低い人が前に集まったためか、メンバーの表情などはほぼ完璧に見通すことができました。



さて、セットリストにつきましては、先に「スクランブルエッグ」の岡田編集長が執筆した一連の取材記事(記者会見 コラム記事 ブログ記事 )をチェックしていたため、当初は、80年代アイドル色の非常に強いセットを予想していたのですが、実際のところは、思ったよりも80年代っぽくはありませんでした(笑)。ただ、モー娘。とSPEEDの呪縛からは何としても解き放ちたいという意向が強く感じられ、その一環として、80年代っぽい打ち込みサウンドや、歌謡曲的なフレーズを各所に取り入れたのではないかと考えています。

一方、歌のレベルは、はっきり言って、AKB48の各チームと比べてもかなり上の部類に入りますね。

SKE48のエースと言われる松井珠理奈ちゃんからして上手いですし、他のアイドルっぽいノリのメンバーも、


「もう少し下手なほうがアイドルとしてはカワイイのに…」


と余計な心配をしてしまうくらい声は出てました(笑)。

実際、セットリストでも、全員曲、ユニット曲で、歌唱力が必要なタイプの楽曲には、出口陽ちゃん、小野晴香ちゃん、松下唯ちゃんといった、歌の上手さに定評があるメンバーを前面に出しています。少なくとも、これまでのAKB48の楽曲では、どんなに歌唱力が必要な楽曲であっても、全員曲の場合は、いわゆる「推されメン」が前面に出ることが多く、どうしても歌の上手いメンバーは評価が低い(=干されている)のでは、という印象を拭い去ることはできませんでしたから、これは大きな方向転換と言ってもいいでしょう。

もちろん、この辺の部分は、東京だと「歌よりもアイドル性重視」なの対して、名古屋は「まずはしっかり歌えてなんぼ」という芸風の違いがあるのかもしれませんが。


もう1つ、SKE48の公演で印象的だったのは、夜公演で、ダンスのインストラクターらしき人が、私の座った席のすぐ横に立って、ステージを観ながらメモを取っていたことです。

AKB48劇場公演を100回以上観戦している中で、秋元プロデューサーや夏先生は頻繁にお目にかかっても、実際にレッスンを担当しているボイストレーナー、ダンスのインストラクターらしき人を劇場で見かけることはほとんどありません。「たまたまお目にかからない」「顔を知らないので、わからない」だけならいいのですが、もし、本当に彼らがあまり劇場に顔を出していないとすれば「劇場のナマの雰囲気も理解せずにレッスンに当たっている」ことになります。杞憂であってほしいですね。


このように、2回観た公演からは、セットリストもさることながら、ダンスのインストラクター、ボイストレーナーをはじめとした地元・名古屋のスタッフが相当に頑張っている様子が伝わってきました。

結果的にはセットリストにドハマリ、と状況にはなりませんでしたが、メンバーもスタッフももっと進化するでしょうから、今後も、1ヶ月に1回ペースくらいでは名古屋に通ってみたいところです。


時間も無くなりましたので、メンバー、楽曲の印象につきましては、後日改めてコメントしてみたいと思います。