こんにちは。
湘南慶育病院 広報室です。
皆さんは既にご存知かと思いますが、
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)と湘南慶育病院で連携している
遠隔診療(遠隔在宅医療)の実証実験があります。
本日、その遠隔診療の視察に、神奈川県の黒岩知事が来院されました。
遠隔診療は、患者さんのご自宅テレビと病院をインターネットでつなぎ、
ご自宅にいながら医師の診療を受けることができるシステムです。
上記のように、テレビの上にはカメラが設置されています。
患者さんは問診を入力し診療予約時間が来ますと、回線が病院とつながります。
知事は模擬患者さんとして、遠隔診療を体験されています。
病院の医師側モニタにも綺麗に映し出され、テレビ電話の様にお話ができます。
医療機関側はどのように映るかを黒岩知事が確認されています。
モデル映像で口腔内の確認をしていただきました。
カメラ・モニタの性能が良いので、口腔内も拡大でき、鮮明に確認できます。
遠隔診療の今後の研究に関する説明を熱心に確認されています。
遠隔診療研究者 SFC佐藤准教授の説明です。
遠隔診療研究者でもある当院の松本顧問より、
医療制度の問題点、通信技術の更なる発展等
まだまだ解決しなければならない課題が挙げられました。
黒岩知事からは「神奈川県でできることを今後検討していきましょう」との
お言葉を頂きました。
左からSFC佐藤准教授、松本顧問、竹川理事長、黒岩知事、堀江副院長です。
公務ご多忙の所、ご視察いただき感謝しております。