こんばんは
湘南慶育病院の大金です。
昨日は「内視鏡検査はこわくない!~早期胃がん・早期大腸がん発見のために~」と題した
当院副院長 消化器内科 堀江医師の講演でした
昨日も沢山のご参加ありがとうございます
どうして内視鏡が必要か?
日本人に少なかった大腸がんの患者さんが増えている一方で
胃がんの患者さんも減少していないとのこと。そのために検査が必要です。
★検査を受けることで、より助かる命が増えます
余談ですが「7月14日は内視鏡の日」だそうです
この日に集中してしまうと、病院はパンクしますのでお気を付けください
内視鏡ファイバースコープの太さです。
真ん中は100円硬貨です。左が「経口用」右は「経鼻用」です
内視鏡検査を受けると罹患リスクが下がります。
胃の名称です。
検査の長所と短所です。ご自分に合った検査を早期に受けましょう
※胃透視検査(バリウム検査)
・長所
レントゲン技師が行える検査、数多くの患者さんに検査実施・・・低コスト
・短所
小さな病気や平坦な病気は診断が難しい。放射線被ばくがある。
体位を自分で変える必要があり、高齢者は大変。
胃が張って苦しい。検査後の排便が大変。
➡病変が疑われたら、結局は胃内視鏡検査が必要となる
※胃内視鏡検査
・長所
胃粘膜を直接観察できるので精度が高い
病変があったらその場で生検ができる
逆流性食道炎や萎縮性胃炎など粘膜の状態も観察できる。
特殊な光を使って観察や拡大して観察することもできる。
・短所
口からの胃内視鏡の場合は、嘔吐反射でつらいことがある。
鼻からの経鼻内視鏡の場合は、鼻出血などでつらいことがある。
高度な技術を要する検査なので、上手な医師でないと苦しい。
・・・・どうしたら、上手な先生にお願いできるのだろう
堀江先生、お願いします
まだまだ講演は続きましたが・・・
続きはまた、次回大腸検査の内容をお伝えします。
熱心な質疑応答も沢山いただきありがとうございました