第57回日本作業療法学会で口述発表をさせていただきました。 | 花川病院のブログ

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沖縄県の沖縄コンベンションセンターで開催された、第57回日本作業療法学会に参加・口述発表をさせていただきました。!!

 

 

当院から、高齢期のセッションで「認知症に伴うBPSD症状に対する没入型VR回想法の効果の検証~シングルケーススタディ ABデザインを用いて~」という演題名にてOT今西が発表をさせていただきました。会場からは、認知症研究を幅広く行っており、著書も出版されている大阪府立大学の田中寛之先生からご意見やアドバイスをいただき、大変貴重な経験をさせていただきました。ひらめき電球

 

 

 また、同セッションでは鹿児島大学の田平先生の発表では、地域在住認知症高齢者の家事動作能力を田平先生が開発された生活行為工程分析表(PADA-D)を用いて、特徴と重症度の比較検討を行った研究をご発表されており、大変興味深い評価方法を学ぶことができました。基調講演では、認知バイアスや痛みの仕組み、新時代の認知症医療など、大変興味深い公演が多く、今後のOTとしての役割を再認識し、さらなる研鑽を積み、貢献していきたいと思いました。

 

 

 来年は札幌コンベンションセンターで、第8回アジア太平洋作業療法学会と第58回日本作業療法学会が同時開催されます。世界と日本の二大会に同時に参加できる機会はなかなかありませんので、新しい知見を得るために参加できたらと思います。アップ合格合格合格ウインク