第17回看護・リハビリテーション研究会の予演会を行いました。 | 花川病院のブログ

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  健育会グループで開催される看護・リハビリテーション研究会が令和5年3月4日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町にて開催されます。今回は現地での発表とWeb開催のハイブリット形式で行われます。!!

今回、予演会を実施しました。

 

花川病院は竹川病院との共同研究を令和4年から始めており、今回は「脳卒中後の座位保持困難な症例に対するReoGo®-Jを用いた体幹機能訓練効果~クロスオーバーデザインを用いた検証~」という研究を作業療法士教務主任の片桐が発表致します。

 作業療法ではReoGO-Jを用いた上肢機能訓練のエビデンスが確認されておりますが、ロボットを用いた体幹機能訓練についての効果検証は行われていません。ロボット訓練の方法と効果について報告させて頂きます。ひらめき電球

 

グループ病院間での共同研究を通じて、研究の方法や分析手法などの視野を多角的に広げる事が出来ました。本研究を通じて日々の臨床にも役立てて行きたいと思います。

 

看護部は「認知症高齢者の自宅退院支援アセスメントツールの作成」をテーマで取り組みました。

回復期リハビリテーション病棟では患者の思いを汲み住み慣れた地域で生活できるように早期から退院支援にとりくんでいます。

しかし認知症を有する高齢者が増え、認知症高齢者の自宅退院を見据えたアセスメントツールが必要と考え作成に取り組みました。全国20施設、経験年数5年以上の退院支援や認知症に精通している100名を対象に、デルフアイ法を用いて調査しました。その結果9分野38項目が見出されました。

今後、今回のアセスメントシートを活用し、認知症高齢者が安心して退院できるように支援します。

 

 予演会では、医師・看護師・リハ部・事務等と質疑応答を行うことができました。コロナ禍で人前での発表が少なく、プレゼンテーションの感覚が鈍っていましたが、本番までに修正して発表いたします。アップウインク

 

リハビリテーション部 看護部