道内初導入の歩行練習支援ロボット「ウェルウォークWW-2000」の新機能について紹介します
「ウェルウォークWW-2000」を道内で初導入してから2か月が経過し、新たに導入された新機能を用いて患者様により有効な歩行練習を提供することが出来ています。今回、従来モデルの「ウェルウォークWW-1000」には搭載されていなかった機能を1つ紹介します。
今回、新たに「東海道五十三次ウォーク」というゲーム機能が搭載されました。これは、歩行練習時の歩数をカウントし、東海道五十三次の宿場を旅するものになります。起点の東京・日本橋から始まり、終点の京都・三条大橋までの長旅であり、500歩毎に次の宿場に到達し、27,000歩でゴールとなります。
従来のウェルウォーク WW-1000では3分間の歩行で疲労が出現し継続困難であった患者様が、このゲーム機能を用いて目標を立てることで倍の6分間の歩行を継続することが可能になった方もいらっしゃいました。また、27,000歩の歩行練習を繰り返し、京都・三条大橋にゴールした患者様もいらっしゃいます。
ウェルウォーク WW-2000には、リハビリを楽しく行うためのゲーム機能も搭載されており、明確な目標設定により頑張る気持ちが湧き、運動学習を進めていくのに必要な訓練量を確保するのをサポートしてくれます。
患者様のモチベーションの維持を「ウェルウォークWW-2000」がサポートすることで、患者様により多くの歩行練習を提供することが可能となりました。
他の新機能の詳細についても随時紹介させていただきます。
リハビリテーション部