みなさん、こんにちは毎月院内向けに発行している「花川病院DIニュース10月号」をブログでご紹介します
皆さんはドライアイで悩んだ経験はありますか?目の渇きはドライアイのはじまりかもしれません
今月のDIニュースではドライアイと薬についてお話をしたいと思います
ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足してしまったり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に目の表面に行き渡らなくなる病気です高齢化、エアコンの使用、パソコンやスマートフォンの使用、コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、ドライアイ患者さんも増えており、その数は約2200万人ともいわれています
具体的な症状として、目が乾くなど典型的な症状だけでなく、「目が疲れやすい」、「ものがかすんで見える」、「目がごろごろする」などの様々な症状が挙げられます
一方、ドライアイの点眼治療は、外から水分を補うことが主流でした人工涙液、ヒアルロン酸製剤などがその代表です
しかしながら近年、眼の中から水分やムチン(目の粘液の主成分)などを出させる点眼薬が登場してきました
これまでにない「体の中から治す」ドライアイ治療薬といえます
現在用いられているお薬は「ヒアレイン点眼液」、「ジクアス点眼液」、「ムコスタ点眼液」が挙げられます
それぞれのお薬の詳しい特徴はDIニュース本誌をご覧下さい
いかがでしたでしょうか?少しでも、ドライアイについて知識を深めて頂ければ嬉しく思います。何かわからない事があれば、花川病院の薬剤師にお気軽にお尋ねくださいね。(薬局 長谷川)