「超高齢者に対して過負荷に注意し、昼夜間のポータブルトイレ自立を目指し、自宅復帰した症例」というテーマで作業療法士1年目の歳桃が発表しました。
脊椎圧迫骨折を呈した100歳代の超高齢者に対して、安全な自宅復帰を目指してリハビリを実施させて頂きました。入院時の栄養状態や年齢などを評価した結果、リハビリでの負荷量調節が必要な状態でありましたが、臥床時間の増加による廃用を進行させないためにも活動量を増やしていかなければならない症例でした。興味/関心チェックリストを用い、興味活動をリハビリに取り入れた介入を行うことで、日常的な活動量(離床時間)増加。またADL動作の向上や精神賦活にもつながりました。
負荷量調節の方法や退院後の支援の方法など多角的な視点からアドバイスをいただき、今後リハビリにおいて備えるべきポイントを学ぶことができました。今後の臨床業務に活かしていきたいと思います。
リハビリテーション部