9月11日、9月12日に国立京都国際会館にて第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学術大会が開催されました。
この学会は、毎年、言語聴覚士、耳鼻科医、リハ医、看護師、管理栄養士、歯科医師、歯科衛生士など他職種が集まり、最新の訓練や治療、研究が発表される会です。
誤嚥のメカニズムやプロセスモデル、マノメトリーなど様々な発表・講演を聞くことができました。
食べる機能は、舌の機能と深 く 関 連していると言われていま
す。また、舌の機能は、客観的な評価(数値化)が難しいとも言われています。 この舌圧測定器によって、舌の運動機能を一部ではありますが簡便に数値化することができるようになります。まだまだ臨床場面での研究が進んでいない分野ではありますが、今後、舌圧測定器で得られた新しい知見や症例報告が積み重なり、質の高い指標や科学的根拠(エビデンス)となることを期待
しています。いずれ当院でも導入できたらと思っています。
心が和む庭園
個性豊かな料理
水と緑、和が調和している美しい街並み
今まで積み重ねてきた伝統や文化、歴史を強く感じました。
(京都のように)今回の摂食嚥下リハビリテーション学術大会も21年目となり、摂食嚥下に携わる先生方が数多くの研究を行い、議論を重ね、歴史を積み重ねてきました。また、それが今日の患者さんの食というQOLの向上に繋がっていると思います。
私も今学会で学んだことを活かし、少しでも摂食嚥下分野の発展に貢献できるよう自己研鑽を積んでいきたいと思います。