久しぶりにマンション管理組合の総会に出る | けんじいのイージー趣味三昧

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 けんじいは今のマンションに40年近く住んでいる。先日本当に久しぶりに管理組合の総会に出席した。実はけんじいはこのマンションができたときの初代管理組合理事長である。入居当時は誰が誰かお互い知らない(今も知らない人が大半だが)。だから初代理事長として、管理会社は事前に根回ししていた最大スペースの居住者に内々了解を取っていた。それが全くの成り行きから(管理会社の不手際や不誠実な対応を批判したせいだが)突然周りの人に推薦されてなってしまった。

 

(こんな立派なマンショではないが、建築当初は結構スマートで、区内に東宝撮影所がありよくドラマの撮影に使われた)

 

 ゼロからのスタートだったから、「駐車場及び駐輪場管理規則」や「映画撮影のための敷地内一時使用に関する規則」などを自ら制定した。書きたい思い出はたくさんあるが、話が広がりすぎるのでやめておこう。

 

 しかしその後は単身赴任などもあって、10数年に1度回ってくる役員も妻にしてもらったから管理組合には無縁だった。近年も蓼科に遊びに行くことを優先したからけんじいが出席したことはなかったが、今回予定がない一方、結構重要な案件があったので出席した。

 

 

 出席者は今の役員と来期の役員予定者がほとんどで、なんでもない人はほんの数人。けんじいが初代理事長をした頃と違って役員といっても、ほとんどが管理会社任せだ。その証拠に会計監事が偉そうに「会計監査の結果、適正に処理されていました」と報告したが、それには「2022年度監査報告」と書かれていた。去年の報告書を管理会社がそのまま使ったのだろう。「本当にちゃんと見たのか」と言いたかったが言わなかった。

 

 さて今回の大きな決定事項の1つは夜間警備費用の大幅値上げ要請にどう対応するかである。結論は今の週休1日を土日の2日にすることになった。けんじいは機械警備への移行を主張した。各戸に警備会社に直通する通報装置を設けても有人警備の半額で済むし、いずれ夜間有人警備は続けられないと思ったからだ。しかし、多くの人は「近隣で数少ない有人警備がこのマンションの売りだから譲れない」と言う。けんじいは警備員も夜中には寝ているのだから、24時間機械警備(日中は管理人が常駐)の方が実質的だと思う。

 

 

 もう1つの決定事項は、敷地内の使われていないいくつかの駐車場スペースを外部のカーシェアリング会社に貸し出す案件。けんじいは車を持たないから管理組合の増収策になるのなら勝手にどうぞだ。これで思い出すのは、初代理事長の時の激しかった駐車場問題。居住者数に対し絶対的に不足していた駐車場を巡って、総会はいつも揉めた。立体駐車場を作れという声もあったが、けんさん理事長はこれに乗らなかった。あれから40年近い歳月が流れ今や車を持つ人は少なく、駐車場の1/3が空く時代に。本当に時代の先を読むことは難しい。