明治神宮御苑の菖蒲ウォーキング | けんじいのイージー趣味三昧

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 久しぶりに明治神宮を散策しようと考えて、ちょうど菖蒲の季節であることを思い出した。一昨年、堀切菖蒲園で満開の菖蒲を楽しんだが、明治神宮にも確か菖蒲園があった。

 

 
 新宿駅から原宿まではウォーキングにちょうど手ごろな距離だ。本殿の前で盆栽展をやっていた。多くの盆栽は樹齢100年以上と書いてある。外国人が「amazing!」と叫ぶ。

 

(結婚式らしき人も。外国人がカメラを向けていた)

 

 「400年」と書いてある盆栽の前で「Who knows?」と呟くと、西洋人のおばさまが「誰もわかりません!」と日本語で返事した。彼女は「説明が日本語しかないのは残念」と言っていた。確かに。

 

 

 目当ての御苑(協力金500円)に入る。ここはもともと加藤清正の下屋敷があった場所で、彦根藩井伊家に移った後、明治維新で皇室の御料地となった。

 

 

 菖蒲を見る前に、南池(なんち)に蓮の花が美しく咲いていた。続いて花菖蒲田。なかなかのスケールである。この御苑、初めてではないがこんなに深い森の中にあるとは思わなかった。まあ若い頃入った記憶と比べれば、樹木が大きく生い茂ったとして不思議はない。

 

 

 菖蒲田の先どん詰まりに清正井(一番下)があり、外国人も含めて長い列ができていた。パワースポットとかで人気があるのだろう。江戸時代から清水が湧き出す名井の1つだったそうで、清正が掘ったと言い伝えられることからこの名がある。

 

 

 もらったパンフレットには、「この井戸から湧き出た水は南池を経て渋谷川の源流になっている」と書いてあったが、帰宅後にウイキすると、「渋谷川の源流は新宿御苑の池」とある。どうやらどちらも正しいようだ。渋谷、富ヶ谷、千駄ヶ谷などこの辺りには「谷」が多い。マニアでもないけんじいは源流論争には付き合わない。