コアジサイ咲き乱れる三室山への道 | けんじいのイージー趣味三昧

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けんじいの3大趣味である山歩き、鉄道模型製作、オカリナ・ハーモニカ演奏を中心に好きなことを書くブログです。Yahooからの移行ですが、よろしくお願いします。

 梅雨入りが近いらしい。しかし週末の天気は悪くないらしい。それならと岳友にメールすると、「奥多摩でも深いところはクマが心配だから近場にしましょう」との返事。そこでもう1つの候補地笹尾根歩きは諦めて、青梅の三室山に登ることにした。

 

 

 この山は御岳や日の出山に登った時に下山で通過する山だと認識していたが、この歳になるとそういう失礼な扱いはできない。うやうやしくこの山だけを正面から登ることにし、9時過ぎ青梅線日向和田駅をスタート、神代橋で多摩川を渡る(上)。14年前にはまだ立派だった吉野梅郷の近くを通り過ぎる。

 

 

 30分ほどで琴平神社の小さな鳥居から山道になる。最初だけ階段だがすぐに歩きやすい道になり、これがほぼずっと続く楽な道だ。傾斜も適度で、はあはあ言うことは全くないうちに10時半過ぎ小さな琴平神社へ。神社から青梅の町か、それまでずっとなかった展望が開ける。

 

 

 このコースは右も左もコアジサイが続く。見事な群落も何箇所か現れ、地味な花ながらなかなかである。

 

 

 それとタツナミソウ(下)がずいぶん多かった。こんなに多いのは珍しい。

 

 

 11時過ぎ三室山山頂(646m)。展望もないのでそのまま先へ進み、11時半過ぎ梅野木峠でお昼とする。白いコアジサイばっかりだったので黄色いニガナの花(下)が新鮮だ。

 

 

 12時前、峠を横切っている林道を軍畑方面に下ることにする。少し先に築瀬尾根があるのだが、3年前の秋にすでに一度ここを下っているので、先で一緒になる岨端沢林道を下るのが楽だという判断である(下の写真は反対側のつるつる温泉の方から峠に来る林道)。

 

 

 長い林道歩きだが、コアジサイのほかウツギ(下)などいろいろな木の花を楽しみながら下ったら、13時37分軍畑駅発の電車にぴったり間に合った。

 

 

 「3時半」のおやつに間に合って自宅でお茶ができた近年珍しい山歩き。

 

(再びコアジサイ)