洗足学園音楽大学近藤ゼミによる小さな庭園での小さなコンサート。2年前に偶然出会って以来3年連続して聴いている。今回分かったことは、実は5月、10月、12月と1年に3回もやっているということ。だからなのか、かなり気楽な学生の演奏の機会という感じで、去年も今年もプログラムの一部が「演奏者体調不良で取り止め」だった。
演奏曲は下の通り（一部は取り止め）で、クリスマスソングのメドレーが多かった。レベルを評価する力はないが、生を至近距離で聴くのはいいものだ。けんじいはオカリナや小学生の頃の縦笛以外に管楽器を習ったことがないが、見ていると息の出し具合、指遣いなどとても難しそうだ。フルート演奏者は「8年やっています」と言っていた。今20歳とすると、12歳からやっているわけだ。
以下は演奏に関係ない話で申し訳ないが、名前に「◯男」とか「◯一」、「◯子」が全くない。馴染みがあるのは「文乃」くらいで、「花音」（カノン）、「優羽」（ユウ）など横文字発音を連想させるものが多い。
去年楽しそうな全員演奏の写真をこのブログでアップしたら、クレームがついたので今年は一切演奏者の撮影はしなかった。以前プロのハーモニカ奏者柳川慶子さんの写真をアップしたらやはりクレームがついたことがある。けんじいはこれが不思議で仕方がない。演奏を動画で撮るのがまずいことは分かるが、静止画像をブログでアップすれば宣伝になることはあっても権利を侵害することになるとは思えない。
肖像権があるのは誰にとっても同じだ。演奏者が写っているチラシをアップしても文句を言われないのだから、静止画像の禁止の理屈が分からない。みんながそう言っているから「アップは止めてください」と言っているだけではないかという気がする。この日はなんと主催者のおじさんが客席側の写真を自由に撮っていた。けんじいの肖像権はどうしてくれるのよ。
という老人のブツブツはともかく、若い人が打ち込む姿は見ていていいものだ。と同時に、我がオカリナサークルもこういう小さなところで発表の機会を持てないものかと思った。1時間くらい、気の利いた司会を交えてそれなりの演奏ができそうな気がする。