(前回記事の続き、最終回)
下田の街散策
漁港近辺
伊豆漁業協同組合製氷所
稲生沢川の河口には、多くの漁船が係留
鄙びた路地を行く。
下田市内や西伊豆・松崎町内には、なまこ壁の建築物が数多く残る。
酒屋「土藤商店」
向かいには、蔵ギャラリー
銭湯「昭和湯」
下田市の観光名所、ペリーロード
「ペリーロード」は、幕末、黒船で来航したペリー提督一行が了仙寺で日米和親条約付録下田条約締結のために行進した道。
平滑川沿いに石畳の道が敷かれ、伊豆石やなまこ壁の家並み、柳並木が続く観光スポット。
伊豆石やなまこ壁の家並み
ノスタルジックで風情ある町並み
カフェ、レストラン、ショップなどが立ち並ぶ。
細い路地を進んだ先には、国指定史跡の了仙寺
了仙寺日米和親条約付録下田条約締結が行われた場所
ペリーロード散策
ペリーロードから伊豆急下田駅へ。
特急・サフィール踊り子
帰路は、伊豆急下田駅16時38分発の特急「サフィール踊り子4号」に乗車
特急「サフィール踊り子」は、引退した特急「スーパービュー踊り子」の後継列車として、2020年(令和2年)3月14日のダイヤ改正で登場
全席グリーン車、カフェテリア付きの、ハイクラスの観光特急列車
車両デザインを手掛けたのは、自動車のフェラーリや、JR東日本クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」、JR東日本の新幹線E6系・E7系などを手掛けた、工業デザイナ・カーデザイナーの奥山清行氏
頭端式の伊豆急下田駅
車内へ。
列車は8両編成。
グリーン車、プレミアムグリーン車、グリーン個室のほか、カフェテリアの設備がある。
最後尾1号車(伊豆急下田方)は、
プレミアムグリーン車
座席は、それぞれ独立した横2席で、在来線の定期列車ではトップクラスのグレード。天窓もあり、明るい光が射し込む。
2,3号車はグリーン車個室(4名用、6名用)
個室車両の通路側
グリーン個室は部屋単位での販売。こちらは4名用グリーン個室。
天井が高く、こちらも天窓付き。
飾り棚。車両のデザインを担当した奥山清行氏は、JR東日本の豪華クルーズ列車「TRAIN SUITE四季島」も担当しており、デザイン的に両列車は通じるものがある。
個室は、海側に配置
こちらは6名用グリーン個室
4号車は、カフェテリア
サシE261
オープンスタイルのキッチン
カフェテリアの利用は、事前予約制が基本で、20分間の交代制
グリーン個室利用客は、個室へのデリバリーとなる。