伊豆下田の奥座敷・蓮台寺温泉 清流荘【美しさ、煌めく旅⑥】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)



(蓮台寺温泉 清流荘)




 ★過去記事↓↓






下田湾を望む下田ロープウェイ / ザ・ロイヤルハウスのある寝姿山駅 【美しさ、煌めく旅⑤】 




※2022年(令和4年)12月当時

伊豆急下田から蓮台寺へ
伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅16時25分発、普通列車伊東行き乗車

伊豆急8000系(元・東急電鉄8000系)電車で隣駅に向かう。


乗車時間約3分、山あいを走り、
16時28分、蓮台寺(れんだいじ)駅到着

蓮台寺駅は、西伊豆・堂ヶ島方面への路線バスが停まるため、かつては特急「踊り子」「スーパービュー踊り子」も停車していたが、現在は普通列車のみ停車。

南伊豆・下田温泉の源泉は、ここ蓮台寺にある。


伊豆急行は、東急系列のため、コーポレートマークのデザインは東急とほぼ同じ。

伊東駅に向け、走り去っていく。



蓮台寺駅は、稲生沢川に沿った山あいの駅

現在は無人化した駅舎内には、駅事務室を改装したコーヒースタンド&ナチュラルフードの店が入居



稲生沢川を渡り、宿へ向かう。


蓮台寺温泉の老舗温泉宿・金谷旅館の前を通り過ぎる。

金谷旅館は、国の登録有形文化財の木造建築宿


創業は、江戸時代末期の1867年(慶応3年)

この宿は、自家源泉かけ流しの大浴場「千人風呂」が名物


金谷旅館の前を通り過ぎ、今宵の宿へ。





蓮台寺温泉・清流荘

下田の奥座敷、蓮台寺温泉にある名湯宿

清流荘は、豪華クルーズ列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」のクルーズプラン乗客の宿泊先の一つにもなっている。

伊豆急下田駅より車で8~10分、蓮台寺駅より徒歩5分。伊豆下田駅や蓮台寺駅からマイクロバスでの送迎あり。

6000坪の広大な自然と庭園に囲まれた瀟洒な館

和洋折衷の庭園



創業は1937年(昭和12年)。国内外の著名人も数多く訪れた宿。広大な敷地に客室は26室。

客室棟は、本館、北斗館、東館、西館の4つの棟が点在



玄関前には、シンボルの石灯籠


玄関






ロビーの広いラウンジでチェックイン。茶菓が振る舞われる。







客室(特別室)
入口を入ると左右に部屋の襖戸


数寄屋造りの部屋。部屋は、12.5畳+寝室6畳+3畳+リビング11.5畳+源泉かけ流し内風呂+トイレ付きで、広さは110㎡。

26室ある各客室は、最上級の源泉かけ流し露天風呂付き貴賓室、源泉かけ流し露天風呂や内風呂付きの特別室・和洋室、和室など多種多様。





館内探索


Bar「ポーハタン」
黒船来航時、ペリー提督が乗り込んでいた旗艦の名前を冠したバー




広いロビー・ラウンジ

各棟を結ぶ廊下から中庭を望む。


中庭には、ヨーロピアンスタイルのガーデンスパ

古代ローマ式サウナ(テルマリウム)、フィンランド式サウナ(ケロサウナ)、エステルームなどを完備

屋外には天然温泉プール

夏季にはプールサイドにバーがオープン

椰子の木に囲まれた夜のガーデンスパ



 
館内のステンドグラス



玄関


ラウンジ





伊豆稲取地区伝統の吊るし雛飾り


伊豆の特産品を販売


宿の長い歴史を伝える品々を展示












宿の温泉は、3本の自家源泉の弱アルカリ性単純泉
《清流荘公式HPより》
露天風呂

内湯

貸切露天風呂



宿の夕食

料理は部屋食。
部屋によっては、食事処 ダイニング「醍醐 DAIGO」でいただく。



料理は伊豆の山海の幸


食前酒

前菜

日本酒

伊勢海老や地魚のお造り


あわび踊り蒸し

ローストビーフ


穴子ご飯と赤出汁


季節の果物と甘味



翌朝

向こうの山の中を伊豆急行の線路が通っており、時折電車が駆け抜ける音が聞こえる。


初冬の紅葉と池


宿の朝食


チェックアウトを済ませ、宿の送迎バスで伊豆急下田駅へ。

※2022年(令和4年)12月