ひと足先に形式消滅か…185系グリーン車「サロ185」【最後の活躍を追う・国鉄特急型185系⑨】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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【最後の活躍を追う・国鉄特急型185系④】JR東日本最後の国鉄型特急車両☆日常の光景

 

【最後の活躍を追う・国鉄特急型185系⑤】JR東日本最後の国鉄型特急車両☆日常の光景

 





首都圏を中心に最後の活躍をする国鉄特急型185系の日常の光景【その⑨(不定期更新)】
2021年(令和3年)3月13日(土)ダイヤ改正で、
JR東日本の定期列車として唯一の国鉄特急型車両185系電車は、定期運用から離脱。

定期運用離脱後の185系は、6両モノクラス編成が、一部臨時列車等で細々と運用されるが、2022年(令和4年)までに全車両が引退・廃車となる予定。

今回ダイヤ改正で、185系は、
特急「踊り子」定期運用から引退し、
185系・215系運用列車の通勤ライナー「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」は全廃され、E257系特急「湘南」に置換えられる。
臨時快速「ムーンライトながら」も廃止。
孤高の185系電車は、いま、残された最後の日々を送る。


一足先に形式消滅しそうな「サロ185」

185系特急型直流電車の特別車両、グリーン車「サロ185」。
2021年(令和3年)春のダイヤ改正以降は、グリーン車組込編成の運用は無く、乗車できなくなる。サロ185は、他の185系車両より、一足先に形式消滅が考えられる。
「サロ185」に残された日々はあと僅か。


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撮影時期:2018年(平成30年)~2020年(令和2年)
回送列車




サロ185-214


















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東京駅9番線で発車を待つ、特急「踊り子」、伊豆急下田行き。




サロ185-9

グリーン車を2両連結した堂々たる編成




サロ185-2








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東京駅19時30分発「湘南ライナー5号」小田原行き


グリーン車用通路を通り客室へ。

トップナンバー「サロ185-1」

珍しい「グリーン車自由席」の表示。湘南ライナーライナー運用でしか見られない貴重なもの。



グリーン車の窓枠は金色(レモンゴールド)で、普通車と差別化を図る。

一段上昇式の開閉窓に、横引きカーテンとロールカーテンの両方を有する。

夜の品川駅。向こうは、特急「ひたち」いわき行き。



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JR東海道本線貨物線を走行する辻堂駅付近の185系(朝の上り湘南ライナー12号 東京行き(貨物線経由)



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小田原駅(18時46分発上り特急踊り子118号東京行き

サロ185-214






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東京駅(9番線湘南ライナー運用)
東京駅21時30分発、湘南ライナー13号小田原行き


 

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撮影時期︰2019年(令和元年)
小田原駅(神奈川県小田原市)に到着した、夜の下り「湘南ライナー」
東海道本線 東京口の伝統である、2両連結されたグリーン車

普通車が2扉に対し、グリーン車は1扉





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東京駅10時00分発 下り特急「踊り子107号」伊豆急下田行き(10両編成) 

サロ185-12


かつてのJR121系電車やキハ58系気動車のような一段上昇式窓。グリーン車は一段上昇式の開閉窓が一つ一つ独立している。


 

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東京駅8番線14時49分着。
特急「踊り子106号」(15両編成)

サロ185-2(4号車)

グリーン車は2両連結


トップナンバーのサロ185-1(5号車)












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※撮影時期︰2018年(平成30年)12月〜2019年(平成31年)2月頃
東京駅8番線ホーム
回送列車として、上野方面へ。
7両の短編成(普通車6両+グリーン車1両)

グリーン車

サロ185-214




 


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朝の上り「湘南ライナー」辻堂駅(神奈川県藤沢市)

朝の上り「湘南ライナー」の進行方向右側は朝日が差し込むため、特別車両グリーン車は、始発駅で進行方向右側のカーテンが全部閉じられた状態で、乗車開始となる。



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東京駅 9番線回送列車(上野方面に引上げ)

国鉄時代の特急は、窓の天地幅が狭く、解放感は無いが、逆にそれが乗客の安住性を高める。


最近のJR新型列車は窓が大きく展望がよい反面、乗客の安住性が低い。国鉄型車両はちょうど居心地のよいサイズの窓。

サロ185-13





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※撮影時期︰2020年(令和2年)3月上旬
東京駅8番線  
回送列車として、車庫へ引き上げ



グリーン車のドアの幅は、普通車と同じ1000mm
 

サロ185-2




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※撮影時期︰2020年(令和2年)3月上旬
東京駅8番線、回送列車として車庫へ引き上げ

グリーン車の窓枠は、レモンゴールド色で、普通車と差別化を図っている。

185系グリーン車のトップナンバー「サロ185-1」

グリーン車のドアも、普通車と同じく幅は1000mm
 
グリーン車は単独の一段上昇式開閉窓

サロ185-2

  
 

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※撮影時期︰2020年(令和2年)3月14日(土)ダイヤ改正以後
2020年(令和2年)3月中旬
東京駅20時00分発、「湘南ライナー7号」小田原行き
この運用は、ダイヤ改正前はオール2階建て215系10両編成の運用だったが、ダイヤ改正で185系10両編成の運用に。

4・5号車に2両連結される特別車両「グリーン車」に乗車する帰宅客。4号車のドアから乗車する。
グリーン車内の座席は自由席。湘南ライナーのグリーン車は「ライナー券」は不要。普通列車グリーン券で乗車できる。満席の場合は座れなくてもグリーン券が必要。
  
グリーン車のリクライニングシート。2つの座席を仕切るセンターアームレストは無い。座席のテーブルは、インアーム式。前の座席の背面に設置されるテーブル
無い。

グリーン車の窓は一段上昇式の開閉窓。窓には日除けロールカーテンと、横引きカーテンの両方を装備。窓枠は金色(ゴールド)で、普通車とは差別化を図っている。

座席背面にはバンド式のマガジンポケットを装着。
フットレストは跳ね上げ式。足を載せていない間はバネで上に跳ね上がる。

客室内の床面はカーペット敷き。


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2020年(令和2年)3月中旬
東京駅19時30分発、「湘南ライナー5号」小田原行き(185系15両)。使用車種はダイヤ改正前と変わらず。

「サロ185-11」。車両形式番号は、切り文字。



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