運行計画と予備 | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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ミ( ゚w゚)彡 <事故発生からまもなく3週間、報道も減ってきたアシアナ航空機事故ですが、運用機材が減ったことによる影響が出始めています。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1374030839/511
511 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 08:42:24.99 ID:NG4eTiP9
アシアナ航空、事故機によって運航日程支障
8月まで95便運航取り消し…小さい機種投入
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2013/07/26/0302000000AKR20130726004700003.HTML
(ソウル=聯合ニュース)キム・ユング記者

 アシアナ航空[020560]がサンフランシスコ空港着陸事故で飛行機1機が抜けて運航に支障をきたしている。

 旅客機を70機保有して1機ぐらいなくなっても格別支障がないと思うこともできるが10月まで計画されたギリギリな日程のために正常運行は不可能な状況だ。

 アシアナ航空は事故のためにやむを得ず一部航空便を取り消してひとまず来月の日程を組んだ。26日アシアナ航空によれば事故以後8月まで全95便の運航が取り消しになった状態だ。 このうち国際線が52便、国内線が43便だ。

 運航が一部取り消しになった路線は、今月は仁川~ウラジオストック(3便)、仁川~香港(4便)で、来月は仁川~バンコク(13便)、仁川~ヤンゴン(7便)だ。

 アシアナ航空は予約現況を見回しながら9~10月の運航日程も再び塩辛い計画だ。 一日に何回も運航する路線を優先でするものの、予約率が低い路線は運航を取り消すことになる。

 アシアナ航空は事故機種である300席規模のB777航空機が運航中である路線の中で予約率が低い路線には、状況によってB767(250席)やA321(150席)等相対的に規模がさらに小さい航空機を投じて運航取り消しを最小化する方針だ。

 アシアナ航空関係者は"顧客不便をできるだけ減らそうと努力している"としながら"10月末から始まる冬季スケジュールからは新規航空機導入などで運航を正常化できるだろう"と話した。

 この関係者はやむをえず運航を取り消す時は希望する乗客に代替航空便を連結すると付け加えた。

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ミ( ゚w゚)彡 <運輸交通サービスにおける他のサービス業との最大の違いは、「在庫」の概念にあります。需要が少ないときに在庫(輸送力)をためておいて、需要が多いときに販売するということは、タイムマシンが完成しなければ無理です。

 ホテル・宿泊業も似ていますね。現在持っている在庫は余剰な供給力に過ぎず、良く言っても予備に過ぎません。このため需要の少ない閑散期に検査や修繕、改良を施して、繁忙期に備えるのです。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1374825867/21-22
21 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2013/07/26(金) 20:57:57.38 ID:g9APAhhV
'休暇を台無しにする航空便'常習遅延に乗客心痛 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013072611173022585

 夏季の航空会社の無理なスケジュール運営で、苛立つ乗客が増加している。無理な運航で整備や点検時間が長くなったために遅延が頻繁に起き、このために乗客が2~3時間待たされる状況が続出している。無理なスケジュール運営は乗客の不便だけでなく、安全にも影響を与えることになるため改善が急がれる。

 26日イスター航空によれば、6月末から7月までの約1ヶ月間に18回も遅延運航した。乗客の航空券に書かれた航空機搭乗時間よりも1時間以上搭乗が遅れた便が18便に達するという意味だ。1ヶ月あまりの間、2日に1回の恰好で遅延運航されたわけだ。

 特に10日午前8時45分の便では5時間も遅れが生じて、同日午後2時頃に出発した。イスター航空は'航空機連結関係'にともなう遅延だと説明した。航空機連結関係とは、航空機が空港に到着して乗客をおろした後、簡単な整備および点検を受けて再び新たに航空便として使われる過程を意味する。当初予定された整備や点検時間が長引いて、航空機の定時運航に支障をきたしているのだ。

 仁川国際空港によれば、6月の1ヶ月間に遅延した686便のうち383便が、航空機連結問題で遅延運航していた。遅延運航の最大の理由が、整備および点検などの航空機連結問題で発生するわけだ。

 これは金浦(キンポ)空港など、仁川空港以外の全国空港を総括している韓国空港公社の調査でも現れる。先月の遅延1137便のうち954便が航空機の連結関係で遅延運航されていると調査された。

 特に繁忙期には航空便の運航回数が大きく増加することから、航空便連結関係にともなう遅延も増えている。 6月に仁川空港で発生した遅延便のうち航空機連結関係比率は、5月の46.42%で6月55.83%に増えた。昨年も5月から8月まで45.72% 46.68% 49.95% 48.44%と増加傾向を見せていて、今年もシーズンが近づくほど航空機連結関係による遅延便数は一層多くなる展望だ。

 政府は、各航空会社がシーズン中に臨時便を増便する場合、空港の受け入れ能力範囲を超えていないかだけを審査する。航空業界関係者は"政府が各航空会社ごとの航空機保有台数にともなう総体的な運航能力を外れていないかどうかしか点検しないため、このような遅延が続いている"として、"航空会社の無理な運航スケジュール拡大は乗客の不便だけではなく、安全問題も発生させうる事案"と警告した。

 イスター航空関係者は"7月に入って航空機整備が必要な状況が大きく増えて遅延運航が多くなった"として、"最近アシアナ機着陸事故によって政府の安全点検が強化されたため、航空機連結関係の所用時間が一層長くなったのも理由"と答えた。

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ミ( ゚w゚)彡
 <適切な訳語が不明だったのでweb翻訳結果そのままに連結としています。鉄道でいう運用に相当すると思います。

 1本の線の往復を続けているようなダイヤでも、簡単ではありません。たとえばA駅-B駅-C駅の路線でB駅に車庫があったとすると、始発電車はB駅の車庫を出てA駅に向かい、これが折り返しC駅行きになるのかと思うと、前夜からA駅にいた別の電車が入れ替わりに発車することがあります。

 このようなとき、始発の乗客は少ないので、前夜からA駅にいた電車は2両編成。B駅を出てA駅に向かった電車はラッシュに備えた4両編成というふうに、時間帯に合わせた輸送力の調整が伴うことも多いのです。さらに行き先や特急・急行など種類が増えてくると、運用はどんどん複雑になっていきます。

 鉄道の話が長くなってしまいましたが、航空機でも二空港間の往復だけでなく、札幌→羽田→福岡→札幌のような飛び方をしていることもありえるというわけですね。このときに羽田で数時間休んで、その時間に点検を行うわけです。記事の例で言えば、仁川での点検作業が遅れがちになってしまい、結果的にダイヤどおりの運行が出来なくなっているのです。

 こういうときのために予備を用意しておくのです。たとえば月に1回3日かけて行う点検整備があった場合、整備期間を4日確保して、1日空けておくのです。これは整備が遅れて4日かかってしまった時の余裕でもあります。ただし余裕をとりすぎると本当に無駄になりますので、平均的な整備所要時間や整備員・整備場の技術を計算しながら、運用を組み立てていくのです。

 さて、「最近アシアナ機着陸事故によって政府の安全点検が強化されたため、航空機連結関係の所用時間が一層長くなったのも理由」とは、どういうことでしょうか。今までの点検項目・手順だけでもギリギリだったのに、作業が増えて遅れるようになったのでしょうか。それともまさか、機体の異常がアシアナ機事故の原因であるという証拠を見つけるために総力を挙げているのでしょうか。


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