白鵬の29回目の優勝で幕を閉じたが千秋楽まで白鵬と稀勢の里の優勝争いが続いて見応えはあったと思う。
白鵬、日馬富士、鶴竜の史上初のモンゴル出身3横綱時代を迎えたが横綱としての風格、強さはやはり白鵬が抜きん出ている。
白鵬と今名前を挙げた2横綱1大関の実力差を象徴する出来事が今場所あった。
鶴竜、日馬富士、稀勢の里はいずれもちょんまげを引っ張った、引っ張られたで「反則勝ち」「反則負け」を取られている。
「反則負け」を取られた方は、土俵際でこらえる事が出来ず(自信がなく)安易にはたいたり引いたりしか出来ないゆえについ、マゲに手がかかってしまったと言えるだろう。
勝ちを拾った方は「マゲを引っ張られたから仕方ないね」ではすまされない。故意にマゲを掴まれたわけではなくいずれも崩されて弾みで掴まれたわけで平幕ならいざ知らず、横綱、大関としては崩される前に勝負を決しなくてはならないと言えるだろう。
鶴竜や稀勢の里が「引っ張らないでちょんまげ!!」と思わず言ったかどうかは定かではないが横綱、大関がマゲを掴まれたでは情けない!マゲを掴んだ日馬富士は「私のマゲ(負け)です」と素直に認めたかどうかは定かではないが論外!と鬼畜的には思う。
...まぁ日馬富士も鶴竜も稀勢の里も好きな力士なんだけどね...。
白鵬だけが今回の「マゲ騒動」に無縁なのは偶然ではない。他の横綱、大関と比べて1枚も2枚も上手なのを物語っている。
さて横綱大関が立て続けにマゲ騒動に巻き込まれたという珍事があったわけだが本当の「珍事」がかつてあったのをご紹介しよう。
「マゲ掴み」が反則なのは述べたばかりであるが「不浄負け」というものも存在するのだ。
「不浄負け」とは...マワシが外れて珍ポコが露出される事をいう。
決まり手は「モロ出し~」「モロ出しィィィ!」
実はこの「モロ出し」は大相撲の長い歴史で何度かあり最近では2000年の朝ノ霧VS千代白鵬で朝ノ霧がポロリさせてしまい負けている。
これぞまさに「珍事!!!!」と言えよう。
鬼畜的には「モロ出し」が反則負けなのは理解するが「不浄負け」と呼ばれるのはいささか納得しかねる!
男にとっても女にとっても珍ポコはありがたい存在ではないか!
それを不浄とは....
鬼畜的には「モロ出し」で負けた力士は勝った力士のちょんまげに珍ポコを乗せ「許してチンマゲ!」とやるべきだと思う。
こうする事によって不浄だの恥だの様々なマイナス要素が水に流され誰も傷つかず皆が笑顔になれるのではないだろうか?
鬼畜的にはそう信じている。