福岡からの手紙 -8ページ目

手紙

11月14日に大分県国東市で行われる「とみくじマラソン」のハーフに出場します。

仕事から帰宅すると、大会実行委員会からの封書が届いていました。

ナンバーカード引換証だ!

しかし、この封書、不思議な様相をしています。

まずは、宛名。通常は無機質に印字されているものですが、今回のはこどもっぽい文字で手書きされています。

しかも鉛筆で、ゆっくり、しっかりと書いた様子。小学生の硬筆の習字で書くような字です。

書いてある住所も、福岡県南区野間3の4の601

福岡市南区野間であることは類推できます。3丁目は合っています。しかし、その後は話にならないほどデタラメです(笑)

よくこれで届いたよなぁ。奇跡としか思えない。

封書を裏返してみると、個人の住所と名前が例の鉛筆手書き文字で書かれていました。

どういうこと?

開けてみると、手紙が入っていました。


「拝啓 秋も深まり涼しくなってきましたが、いかがおすごしでしょうか。

さて、私は国東市立国東小学校 ○○ノリコ(仮名)です。

私は今、合気道をならっています。ほかの学校の人とも友達になれるので楽しいです。

ところで、ケンさんはフルマラソンの半分のハーフマラソンを走ると聞きましたが、練習はどのようにしているのですか。

私もとみくじマラソンに出ます。私は2キロ走ります。私にとってハーフマラソンを走ると言うことは、とてもすごいことだなと思っています。

会場で会えるといいです。そして、走ったあとは、温泉で体を休めてください。
お体に気をつけ当日がんばって走って下さい。応援しています。 敬具」


一枚の便箋にぎっしりと書かれていました。

この大会に出場すること以外は何も知らない大人に対して、何を書こうかと悩みぬき、必死に便箋を埋めたことが伝わってくる文章です(笑)

嬉しいサプライズでした。

このようなサプライズには、それ以上のサプライズでお返しをしたくなるのが人情ってもの。

さて、どんな演出をしましょうかね?


習慣

本の題名も作者も忘れてしまいましたが、

「その人の人格は、その人がどのような習慣を身に付けたかで決まる…」

という内容の本を読んだ記憶があります。

マラソンは、どれだけ走り込んだかによって、その人の記録が決まります。

「走った距離は裏切らない」と表現した人もいます。

言い換えれば、「どのような走る習慣を身に付けたかで、その人の成績が決まる」ということです。

というわけで、私も新しい習慣を身に付けようと決めました。

週1回は平日にも走る時間を確保しよう!

というわけで、早速走ってきました。

「思い立ったらすぐできるのがランニングのいいところ」と信じて疑わない私。家を出たら、そこが私のランニングコースです。

今夜は13キロ走ってきました。

これが習慣になれば、月間走行距離も楽に100キロを超えるようになります。

サブ4への道は、ここから始まるような気がします。



話は変わりますが、ホークスは本当にクライマックスシリーズに弱いですねぇ。

この制度が始まってから3回出場していると思うのですが、未だに日本シリーズに勝ち進んだことがありません!

これも習慣ですかね?クライマックスシリーズがなくならない限り、福岡ドームで日本シリーズを観ることはないような気がします。



習慣と言えば…

身に付いてしまって、なかなか抜けない習慣があります。

それは、週間天気予報を見るときのこと。

新聞やテレビで、北は札幌から南は那覇まで、一週間の天気と降水確率が出ているヤツがありますよね。あれで、福岡は下から2行目、那覇の上が定位置です。

今までは下の方しか目が行かなかったのですが…

北海道のレースに立て続けに出場したため、目が一番上に行ってしまうのです。

これが未だに治りません。


筑後川マラソン

いよいよ福岡もマラソンシーズンの開幕です。10月10日、職場の同僚二人と筑後川マラソンの10キロに出場しました。

この二人は、私が「走るとどれだけいいことがあるか」を職場で飲み会があるたびに話していたところ、触発されて走り始めた人たちです。

この3月にレースデビューし、走ることの楽しさに目覚めたのですが、4月半ばから仕事が忙しくなり、仕事が落ち着いたと思ったら梅雨入りし、梅雨明けしたら猛暑がやってきたため、ほとんど走っていない状態が続いていました。

言い訳ばかりですが、やはり目標となるレースがないと走る意欲が湧かないのも事実。というわけで、彼らが自ら探してきてエントリーしたこの大会。誘われて嫌とは言えず、彼らと同じ10キロにエントリーしたのでした。

紅葉が始まった札幌を半袖で過ごしたため、少し風邪気味だったのですが、その後も仕事で毎日のように飛行機に乗り続けたため、土曜日の夜に帰宅した時は完全にダウン。38℃近く熱がありました。

翌朝、微熱はあるものの、喉の痛みはなくなっていました。とりあえず大会会場に行って彼らを応援することはできると思い、出かける準備を始めます。雰囲気をブチ壊してはいけないので、走る人Tシャツの上にジャージを着ました。

外に出てみると寒くない。風邪を引いてなければ暑いと感じたでしょう。

西鉄沿線の大会なので、最寄り駅で電車に乗ると、ランナーらしき人たちを見かけます。その数は時間が経つほど増えていきます。

気分が高揚してきます。すると気持ちが前向きになり、「北海道の先輩は微熱でも42キロ走ったのだから、10キロくらい大丈夫だろう」と考えるようになりました。

宮ノ陣駅で彼らと合流し、会場に向かいます。受付を済ませてナンバーカードをもらうと、いつの間にかこれを走る人Tシャツに付けていました。

そして、いよいよスタート。体調不良のため、最後方に並びました。狭い河川敷を往復するコースで、しかも参加者が1500人もいるため、渋滞が1キロくらい続きます。ランナーがバラけてきたところで、自分のペースで走ることに。

日陰のない河川敷のコースは暑くてランナーを苦しめます。5キロの折り返し前で歩き始める人もいます。しかし風邪を引いている私には寒くなくて快適です。朝起きた時に感じていたダルさも、今は全く感じません。意外とイケるかも…

スタートしてから、人を抜くことはあっても人に抜かれることはありません。こうなってくると、ますます気分が良くなり、次第に欲が出てきます。

彼らに負けるわけには行かない…

50分代の記録は残したくない…

自分の体の声を聞きながら走り続けます。給水は全部で4箇所ありましたが、暑いという感覚がなかったので、無給水のまま走り続けました。

そしてゴール。結果は48分14秒。自己ベストには程遠い記録ですが、50分代の記録を残すこともなく、ランナーとして先輩の面目を保つこともできました。

どんな状況に置かれても、自分の体と相談しながらベストを尽くし、それなりの結果を出す。走ることの新たな面白さを発見したレースでした。


涼しくて過ごしやすくなっても、晴れた昼間に長い距離を走るにはまだ暑いこの時期に、芝生の広がる筑後川の河川敷で行われるこの大会は素晴らしい大会だと思います。

河川敷の芝生には多くの人がテントを張っていました。夏に行われる北海道の大会ではよく見かける光景ですが、九州の大会で見たのはこれが初めてです。

レース後に宴会は付き物。テントの中では、缶ビールで乾杯しているおじさんたち、お弁当持参でピクニック気分を楽しんでいる家族連れがいました。

私たちも、会場近くのショッピングセンターで缶ビールとお惣菜を適当に買って、芝生の上で宴会です。

会場では、まだ、フルとハーフの人たちが走っています。

「10キロにエントリーしてしまった自分が小さく見えてくるねぇ」と言いながら、もっと長い距離のレースに誘う私。

シーズン最後はみんなでハーフを走ろうということになりました。