札幌マラソン⑤
ゴールした後、もいわさんと合流。とりあえず、基地に戻ることにした。
着替えたらすぐ応援に行こうと思っていたが、戻ってみると、基地のそばをランナーが駆け抜けている。コース沿いに基地があることに、この時初めて気がついた。
先にゴールした人たちが、自然とあとから来る仲間を応援できるようになっている。そこまで考えた上での基地設営。ニクイ演出だ!
着替えが終わった頃、りゅうさんがやってきた。声援を送る。もし基地が別の所にあったら、間に合わなかったかもしれない。良かった、良かった。
「りゅうさん、頑張ったなぁ。この時間でここを通過したら、2時間切るんじゃないかな?」と、もいわさん。なるほど、ここに基地を設営したのはもいわさんだったんですね。
その後、間もなくりんごさんが通過。2時間5分くらいでのゴールになるだろう。これで北海道マラソンの出場資格は獲得できた。来年は一緒に走ることができそうだ。楽しみである。
あとはチビさんだな…
すると、青いTシャツを着た女性がやって来た。
「チビさん、ファイト!あと少し!」
もいわさんと一緒に叫ぶ。しかし、振り返ってこっちを見たその女性は全くの別人であった(笑)
その後もチビさんらしき人が見えたが、近くに来るまで怖くて声を掛けられない。
それにしても来ない。関門を通過できずバスに収容されたかな?それとも河川敷を歩いているのかな?寒くて凍えているかもしれない…
心配になってきたので、コースを遡って行くことにした。この時間になると、ほとんどのランナーが歩いている。
すると、青いTシャツを着た女性がやって来た。ゆっくりだが走っている。間違いない、チビさんだ!収容されていなくて良かった!
みんながいる基地に向かって並走する。聞けば、足が上がらなくなったが、止まることなく、歩くことなくここまで来たとのこと。凍える思いもしていないようで良かった!
基地にたどり着くと、そこからはもいわさんと三人でゴールまで並走。もいわさんも相当心配だったのだろう。チビさんにいろいろと話しかけている。
ゴールまでの1キロはおしゃべりが途切れることなく続いた。北海道マラソンの前日練習会の時もこんな感じだった。あの時はほとんど走っておらず、体力的にも余裕があったが…
それにしても、チビさん、よく喋るよなぁ。心配して損した(ウソ)。これなら、あと20キロは走れるだろう。来年の北海道マラソンは一緒に走れそうだ。今から楽しみである。
そして、2度目のゴール。最初のゴールとは一味違う達成感と喜びがそこにはあった。
完
着替えたらすぐ応援に行こうと思っていたが、戻ってみると、基地のそばをランナーが駆け抜けている。コース沿いに基地があることに、この時初めて気がついた。
先にゴールした人たちが、自然とあとから来る仲間を応援できるようになっている。そこまで考えた上での基地設営。ニクイ演出だ!
着替えが終わった頃、りゅうさんがやってきた。声援を送る。もし基地が別の所にあったら、間に合わなかったかもしれない。良かった、良かった。
「りゅうさん、頑張ったなぁ。この時間でここを通過したら、2時間切るんじゃないかな?」と、もいわさん。なるほど、ここに基地を設営したのはもいわさんだったんですね。
その後、間もなくりんごさんが通過。2時間5分くらいでのゴールになるだろう。これで北海道マラソンの出場資格は獲得できた。来年は一緒に走ることができそうだ。楽しみである。
あとはチビさんだな…
すると、青いTシャツを着た女性がやって来た。
「チビさん、ファイト!あと少し!」
もいわさんと一緒に叫ぶ。しかし、振り返ってこっちを見たその女性は全くの別人であった(笑)
その後もチビさんらしき人が見えたが、近くに来るまで怖くて声を掛けられない。
それにしても来ない。関門を通過できずバスに収容されたかな?それとも河川敷を歩いているのかな?寒くて凍えているかもしれない…
心配になってきたので、コースを遡って行くことにした。この時間になると、ほとんどのランナーが歩いている。
すると、青いTシャツを着た女性がやって来た。ゆっくりだが走っている。間違いない、チビさんだ!収容されていなくて良かった!
みんながいる基地に向かって並走する。聞けば、足が上がらなくなったが、止まることなく、歩くことなくここまで来たとのこと。凍える思いもしていないようで良かった!
基地にたどり着くと、そこからはもいわさんと三人でゴールまで並走。もいわさんも相当心配だったのだろう。チビさんにいろいろと話しかけている。
ゴールまでの1キロはおしゃべりが途切れることなく続いた。北海道マラソンの前日練習会の時もこんな感じだった。あの時はほとんど走っておらず、体力的にも余裕があったが…
それにしても、チビさん、よく喋るよなぁ。心配して損した(ウソ)。これなら、あと20キロは走れるだろう。来年の北海道マラソンは一緒に走れそうだ。今から楽しみである。
そして、2度目のゴール。最初のゴールとは一味違う達成感と喜びがそこにはあった。
完
札幌マラソン④
市街地のコースが終わると、後半は豊平川河川敷を真駒内までひたすら登る。南大橋からミュンヘン大橋までのコースは、仕事で札幌に来た時にも何回か走っている私のお気に入りのコース。
しかし、今日は風が強い。しかも向かい風。走っても走っても押し戻されてしまう。
ここに来ると1キロごとに距離表示がある。スタートした時からあったのかもしれないが、みんなを探していたから目に入らなかった。最初に見たのが12キロ地点。思ったより走っていたことにホッとしたが、次の13キロ地点までが実に遠かった。
ミュンヘン大橋を過ぎたあたりで、力尽きたのか、歩き出した人がいた。この向かい風、強いだけでなく冷たい。歩いていたら、凍えてしまう。走るも地獄、歩くも地獄という感じだ。
河川敷から真駒内公園に入る。ここからが長く、しかもアップダウンがキツイのがこのコースの嫌なところ。だが、冷たい強風から解放されたことが嬉しく、そんなこと気にならない。あと5キロ近くもあったが、嬉しさのあまり早めのスパート。
ここからゴールまでのことはほとんど覚えていない。50メートルくらい先から追い抜く人を決めて視線を固定、ひたすら追いかけて抜かして行く。ライオンが獲物を捕らえる時は、たぶんこんな感じだろう。これで4、5人抜いたら、いつの間にかゴールしていた。
ゴールした時のタイム表示を見ていなかったので、時計をしていた人にタイムを聞く。1時間45分30秒くらいとのこと。キロ5分ペースの1時間45分は切りたいと密かに思っていたが、スタートのロスタイムを考慮すれば、目標は達成している。まぁ、良しとしよう!
あとはゴール前でみんなを迎えるだけである。
続く
しかし、今日は風が強い。しかも向かい風。走っても走っても押し戻されてしまう。
ここに来ると1キロごとに距離表示がある。スタートした時からあったのかもしれないが、みんなを探していたから目に入らなかった。最初に見たのが12キロ地点。思ったより走っていたことにホッとしたが、次の13キロ地点までが実に遠かった。
ミュンヘン大橋を過ぎたあたりで、力尽きたのか、歩き出した人がいた。この向かい風、強いだけでなく冷たい。歩いていたら、凍えてしまう。走るも地獄、歩くも地獄という感じだ。
河川敷から真駒内公園に入る。ここからが長く、しかもアップダウンがキツイのがこのコースの嫌なところ。だが、冷たい強風から解放されたことが嬉しく、そんなこと気にならない。あと5キロ近くもあったが、嬉しさのあまり早めのスパート。
ここからゴールまでのことはほとんど覚えていない。50メートルくらい先から追い抜く人を決めて視線を固定、ひたすら追いかけて抜かして行く。ライオンが獲物を捕らえる時は、たぶんこんな感じだろう。これで4、5人抜いたら、いつの間にかゴールしていた。
ゴールした時のタイム表示を見ていなかったので、時計をしていた人にタイムを聞く。1時間45分30秒くらいとのこと。キロ5分ペースの1時間45分は切りたいと密かに思っていたが、スタートのロスタイムを考慮すれば、目標は達成している。まぁ、良しとしよう!
あとはゴール前でみんなを迎えるだけである。
続く
札幌マラソン③
いよいよスタート。しかしこのレース、参加者が多いため、整列してからスタートまでの時間が非常に長い。この間ずっと冷たい風に当たっていると、トイレが近くなる。時計をしていないので、スタートまでの時間が分からない。行くべきか、ここにいるべきか…
「スタート5分前!」の声。号砲の後も渋滞ですぐに走れるわけではないから、実質的にはあと10分くらい時間がある。そう考えてトイレに行く。意外と近くにあって助かった。
スタート位置に戻ると、すでに号砲の後だった。やや遅れてのスタートとなったが、渋滞のため影響はほとんどなし。ランナーがバラけるのを待ちながら、少しずつスピードを上げていく。
今日の目的は、北海道マラソンの時に応援してくれた仲間の応援。ゴール前での出迎えはもちろんだが、移動しながら応援してくれたチビさん、りんごさんと30キロ地点で軽く並走してくれたりゅうさんには、走行中に見つけて声を掛けたい。
しばらくすると、チビさんを発見。こんなに前にいたとは…
少し飛ばし過ぎではないか?
「もう、ダメ…」と言っているが、彼女のことだから、無事ゴールまでたどり着くことだろう。ゴールでの再会を約束して別れる。
幌平橋を渡って右折したところで、りんごさんを発見。いい走りをしている。けど、このペースで後半は大丈夫だろうか?聞けば、とにかく関門を通過することしか考えていない様子。ゴールでの再会を約束して別れる。
しばらくすると、待望のすすきの縦走コースに入る。仕事で何十回と札幌に来ている私には見慣れた光景だが、車道を走りながら見るすすきのは、いつもと違って新鮮だ。ランナーだけに許された特権を満喫する。
駅前通りを北上して狸小路のあたりに来ると、中央分離帯があることに気が付く。これだと折り返した後に反対車線を走るランナーの姿が見えにくい。りゅうさんに声を掛けるとしたら、この通りでスレ違う時しかない。
三越前を折り返した後は、コースの最も右側に寄って、反対車線のランナーの中にりゅうさんの姿を必死に探す。走る人Tシャツは目立つから見逃すことはないと思うが、折り返し後の狸小路を過ぎても発見できない。
南側の中央分離帯がないところにやってきた。すると青いTシャツのランナーがこっちに向かってくる。
りゅうさんだ!
りゅうさんもコースの最も右側を走っている。同じようなことを考えているのかもしれない。嬉しくなって、りゅうさんの名前を思いっきり叫ぶ。
これで今日の目標は一つクリアした。あとはゴール前でみんなを出迎えるだけである。
続く
「スタート5分前!」の声。号砲の後も渋滞ですぐに走れるわけではないから、実質的にはあと10分くらい時間がある。そう考えてトイレに行く。意外と近くにあって助かった。
スタート位置に戻ると、すでに号砲の後だった。やや遅れてのスタートとなったが、渋滞のため影響はほとんどなし。ランナーがバラけるのを待ちながら、少しずつスピードを上げていく。
今日の目的は、北海道マラソンの時に応援してくれた仲間の応援。ゴール前での出迎えはもちろんだが、移動しながら応援してくれたチビさん、りんごさんと30キロ地点で軽く並走してくれたりゅうさんには、走行中に見つけて声を掛けたい。
しばらくすると、チビさんを発見。こんなに前にいたとは…
少し飛ばし過ぎではないか?
「もう、ダメ…」と言っているが、彼女のことだから、無事ゴールまでたどり着くことだろう。ゴールでの再会を約束して別れる。
幌平橋を渡って右折したところで、りんごさんを発見。いい走りをしている。けど、このペースで後半は大丈夫だろうか?聞けば、とにかく関門を通過することしか考えていない様子。ゴールでの再会を約束して別れる。
しばらくすると、待望のすすきの縦走コースに入る。仕事で何十回と札幌に来ている私には見慣れた光景だが、車道を走りながら見るすすきのは、いつもと違って新鮮だ。ランナーだけに許された特権を満喫する。
駅前通りを北上して狸小路のあたりに来ると、中央分離帯があることに気が付く。これだと折り返した後に反対車線を走るランナーの姿が見えにくい。りゅうさんに声を掛けるとしたら、この通りでスレ違う時しかない。
三越前を折り返した後は、コースの最も右側に寄って、反対車線のランナーの中にりゅうさんの姿を必死に探す。走る人Tシャツは目立つから見逃すことはないと思うが、折り返し後の狸小路を過ぎても発見できない。
南側の中央分離帯がないところにやってきた。すると青いTシャツのランナーがこっちに向かってくる。
りゅうさんだ!
りゅうさんもコースの最も右側を走っている。同じようなことを考えているのかもしれない。嬉しくなって、りゅうさんの名前を思いっきり叫ぶ。
これで今日の目標は一つクリアした。あとはゴール前でみんなを出迎えるだけである。
続く