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大鵬

リーダーシップの定義

日経新聞 夕刊 アメックス日本社長 ロバート・サイデル氏のコラム 



日本でも米国でも、書店にはリーダーシップに関する本が驚くほど並んでいる。


当社では新入社員も含めて全社員にリーダーシップの発揮を求めている。

人事評価でも「どのようなリーダーシップを発揮したか」がポイントのひとつだ。



そこで、リーダーシップによって成果を生み出す行動を


  「未来を創造する」

  「社員を鼓舞する」

  「顧客を感動させる」

  「約束を果たす」


 という4つに分類している。

これらを率先して行動に移すことを求めるとともに具体的な行動例を示している。


日本のビジネスパーソンはもっと国際舞台でリーダーシップを発揮すべきだ、という議論をよく耳にする。

私は日本の人々がいかに優秀であり、創造性に富み、誠実であるかをよく知っている。

リーダーシップを明確に定義し、それを発揮するうえで必要なアクションを具体的に整理できれば、日本人はますます国際舞台でリーダーとして活躍できるはずだ。






ken

変化への対応力磨いて

日経新聞 夕刊 アデコ会長 マーク・デュレイ氏のコラム


近年、グローバル化による海外移転、М&Aなど、働く人たちの環境が変化する要因が増えてきている。

予期せぬ事態が起こり、自分が思い描いていた通りに仕事を続けられないことも十分に起こりえる。

だからこそ、仕事を続けていくためのスキルを身につけておくことが大切だ。


不安なとき、ヒトは変化より安定を求めたくなる。 だが、さまざまなことに挑戦するような気概を持つことが大切だ。

仕事とは、挑戦を通じ、どのような状況でも通用するスキルを身につけることだ。

それにより、結果的に自分が望む仕事を継続できる「安定」につながる。


どのような仕事だとしても、学びとれることは必ずある。 新しいことには積極的に挑戦すべきだ。






ken 

楽な道はどこへ?

日経新聞 夕刊 日立製作所会長 川村隆氏 のコラム



ヒトとそのイトコのチンパンジーとでたった数百万年の間の進化に、これほどの差が付いてしまったのはなぜだろう?


恐らくヒトは辛く厳しい道をも選ぶことができ、後者は楽な道のみを選んだせいではないだろうか?


後者の祖先は、戦いにも強く、ヒトの祖先を森からサバンナへと追いだした。

ヒトは、食糧も少なく外敵も多いサバンナでの辛く厳しい日々を、頭脳を発達させ、群れの行動を進化させて生き延びてきた。

一方、チンパンジーは快適な森でのその日暮らしにすっかり満足し、太古の生態をほぼとどめて今日に至っている。


ヒトは未来を考え、辛く厳しい道を自分の意思で選ぶことができるという点で他の動物に勝り、種としての衰退を免れている。



国や企業の存立が危うくなるのは、国民や企業人が楽をして厳しい道の選択を避けたり後回しにしたりするときなのだ。


日立の創業者も個人としての 「誠」集団としての 「和」 に加え、現状に甘んぜずに厳しい道を選んで未来を開こうと 「開拓者精神」 なる言葉を残した。

米国建国時の「フロンティア精神」と同じだ。

今の日本や企業に最適の言葉と思う。





ken

挑戦とその準備


日経新聞  村上龍著 三井物産の広告 より



価値ある挑戦というのは、本来決して無謀なものではなく、周到な準備に支えられた案外地味な行為である。

確かに、価値があればあるほど、外部から見るとその挑戦は無謀なものとして映る。

周到な準備と言っても、永遠に続けるわけにはいかないので、挑戦者はどこかで「断崖から身を投げる」ように行動に移る。

わたしの場合、新しい小説に挑むとき、いつも「こんなモチーフの小説なんか難しすぎて自分に書けるわけがない」と思う。

あきらめではなく、考え抜くために、また準備期間に耐えられるように、自分で危機感を煽るのだ。

どんな挑戦でも、そのための準備は、とても地味で、基本的に孤独な作業となる。

だが、その地味で孤独な作業だけが、断崖から身を投げる勇気を与えてくれる。

そして、成否ではなく、準備の過程だけが、さらなる挑戦への自信となる。






ken

リー・クアンユー

 

日経新聞 春秋 より



シンガポールの リー・クアンユー元首相 は今年で89歳になる。

英国とマレーシアの下を離れて新しい国を築いたのは、約半世紀前である。

30代半ばで初代首相に就き、世界の荒波のなかでこの小さな国を率いてきた。

先週来日した際に話を聞くことができた。

声に往年の張りはないが、射るような眼光は少しも衰えない。


リー元首相によれば、国を率いる指導者の条件は3つある。


  第一は カリスマ性。


  第二に 指導力を発揮するための時間


  そして第三が 国民の信頼 だという。



日本の政治について尋ねたとき、

「なぜ、毎年首相が変わるのか私には理解できない。 日本の国会は破れかぶれで国民も辛抱強さが足りないのではないか」


厳しい目でこちらをにらんでいた。 それは日本の弱点を射る目だった。






ken

情熱こそ人間のすべて

日経新聞 春秋より



「 情熱こそ人間のすべてである 」 とフランスの作家 バルザック は言った。


情熱なしではすべてが無益なのだと。

問題は、情熱がどちらを向き、どのくらい強く、どれだけ長持ちするか、である。


福島第一原発事故をめぐる調査の進み方には、そんな思いを強くする。

情熱の方向。それは何が起きたか、誰がどんな指示を出しいかなる行動をとったかを暴きだすことでしかない。

そして、二度と同じ轍を踏まぬよう備えることでしかない。


事故とは呼んではいる。

しかし、人間がしたこと、すべきでしなかったことがからんだ災害だ。

情熱をひとつに束ねてかからぬことには核心はつかめない。





ken

「心の旅」

日経新聞 交遊抄より 防衛副大臣 渡辺周氏



「 年に一度、見知らぬ土地を旅せよ。住みなれた土地にいつもいてはいけない。 」


言葉の主は 渡辺氏の中学・高校の先輩である 映画監督 原田眞人氏。


監督の言う 「見知らぬ土地」とは、自分の専門外や不得意な分野など「心」の行き先を指す。


永田町や霞が関での生活に明け暮れていた渡辺氏は旅なき日々に自らが縮こまる思いをしていた。

しかし、監督は酒を酌み交わしながら、「心の旅」の案内人よろしく渡辺氏の幅を広げてくれたそうだ。



監督と渡辺氏は東日本大震災直前の三月、映画「わが母の記」を撮った沼津の海岸でギョーザをつついたそうだ。

監督は映画論に花を咲かせ 「人の感情を揺さぶるのは人間の言葉や生きざまそのものだ」 と熱弁をふるった。



今の政治や政治家はどうだろうか、と思わずにはいられなかった。





ken

一瞬の喜びのために

日経新聞 朝刊 クールダウンというコラムから





「結果を出す」―――


選手や指導者らに試合への意気込みを尋ねると、よくこう返ってくる。

この言葉、軽い文脈の中で発せられることも多く、画一的な感じがしてなかなか胸に響いてこなかった。







しかし先日、貴乃花親方が横綱時代を振り返った時、改めてその重みについて考えさせられた。



「 苦しみしかなかった。

  楽しいと思えたのは優勝できた一瞬、 それだけだった。 」






1992年バルセロナ五輪の柔道男子78㌔級金メダリスト、吉田秀彦氏からも同じような話を聞いたことがある。



現役時代は

「 何がつらいかって、全部がつらかった。 」



それでも

「 試合で勝つとつらさが忘れられた。

  その一瞬の喜びを味わいたいから頑張ってきた。

  だから結果が必要なんです。 」







スポーツの勝者は一握り。

その勝者とて歓喜にふけるのはつかの間で、すぐに新たな精進が始まる。

そんな厳しい世界で戦い続ける選手たちが、積み重ねる苦労から新に解放されるためには「結果を出す」しかない。











ken



生きる力、国際的環境で鍛えて

日経新聞 夕刊より


アメックス 日本社長 ロバート・サイデル氏のコラム


目先の就職活動でもがいている若者が多いと思うが、

もっと広い視野を持ってほしいという願いがある。


私は米国、タイ、日本を渡り歩き、キャリアを積んできた。


異なる文化に身を置くと、自分自身の価値観、考え方が際立ち、

どんなところでも生きていけるという自信に結び付く。


ぜひ、自分自身を国際的な環境で鍛え、その力を試し、

いつでも、どこでもぶれない生きる力を蓄えてほしい。






ken

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