靴の踵を踏みつぶす娘の説得方法(第5回/全9回)
5
私の小遣いは月に三万円です。それが私が自由にできる
すべてのお金になります。
給料明細の額やボーナスの額は関係ありません。所得税も
減税も厚生年金も私にはどうでもいいことです。ましてや
他人がいくら貰っているかなど関係ないことです。
ただし消費税だけはとても気になります。3万という数字は
今後減ることはあっても、消費税に連動して増えることなど
ありえないからです。
小遣いといっても昼飯代も含まれます。お昼は毎日会社まで
運んでくる1食450円の仕出し弁当を頼んでいます。
ですのでそれを差し引いた金額が、実質的な小遣いに
なります。しかし、会社の付き合いの飲み会も月に数回
あるので、それも差し引くと半分も残りません。
タバコは娘が生まれたその日にやめました。
その額はひょっとしたら娘がアルバイトで稼ぐ金額より
少ないかもしれません。
これといった趣味のない私は、週に1,2回立ち寄る
赤提灯をなによりの楽しみにしています。私の残った
小遣いは殆どがこちらに落ちます。
何年も通っていると、効率のよい飲み方というが
わかってきます。まず初めに瓶ビールを一本頼んで
その後はお酒(日本酒)を頂きます。
冬ならヌル燗、夏なら常温でお猪口でちびちびと
やりながら、常連の客の方と大将を交えて野球の
話をかわします。私は野球には疎いのですが、
この店が大将をはじめ巨人ヒイキの店だと知って
いるので、問題はありません。
つまみはイカの丸焼きや薩摩揚がボリュームもあり
時間がもちます。給料日の後にはお刺身を頂くことも
あります。
私にとってはまさにオアシスのようなお店です。
仕事帰りのビールは格別でありますし、なによりも
猥雑とした人の温もりのようなものを私は感じるのです。
お酒を飲むときは、周りが楽しく騒がしいほうがよいと
感じる私は、やはり寂しい人間なのかもしれません。
ちなみに、生ビールではなく瓶ビールを頼むのは
若女将(歳は私より15も上ですが)が「お疲れさま」
と言ってお酌してくれるからに他なりません。
そんな女将の笑顔を見ることも1ヶ月我慢することに
私は決めたのです。
私は自分の小遣いで娘に靴を買ってやることに決めたのです。
ぴっかぴっかで、職人の手による作りがしっかりもので
間違っても踵を踏み潰そうとは思わない素敵な革靴を。
(つづく)
靴の踵を踏みつぶす娘の説得方法(第4回/全9回)
4
かわいかった娘。小さな手でぬいぐるみを抱きながら丸まって
眠る彼女の寝顔を見つめながら、何度私は自分が世界一の
幸せものだと思ったことでしょう。
そして、その隣で絵本を読んで聞かせていた妻の穏やかな
寝息を感じながら、ただただ訳もなくあらゆるものへの
感謝の気持ちで胸が一杯でした。
そう、昔はとても優しかった妻。
今から20年ほど前、披露宴を終えて明日の新婚旅行の為に
泊まった成田空港近くのホテルで、寝る前に彼女はベットの
上で三つ指ついて、
「私を選んでくれて本当にありがとう。私も全力であなたを
幸せにします」
と言ったものでした。今は昔の面影もなくトドのように大きく
なって、一人でダブルベットをギジギジと揺らしています。
そのベットの横で布団を敷いて寝ている私はその金属音が
気になって、毎晩よく眠れません。
私は何処でどう、何を間違ってしまったのでしょうか。
涙を拭った自分の手を見つめます。居間からもれる明かりでも
細くて白い腕が見え、青い血管が浮き出ているのが分かります。
私くらいの歳になれば、メタボリック症候群を気にしだし
お腹まわりから先にどんどん太っていくものですが、
どういう訳か私は年々痩せていきます。
何か幽霊にでもとりつかれていて生気を奪われているかの
ようでした。
涙に濡れた私の手をポチが優しく舐めてくれました。ポチ、
お前だけは私の味方だな。そう思いながらポチを
撫でていたら、ふとあることに気づき、思わずそれを
口にしました。
「お前また太っていないか。。。」
ポチは確実に以前に増して太っていました。
喉元など触っただけでタプンタプンしています。
ポチはその通りだと言わんばかりに小さく、そして元気よく
「ワン」と答えました。
そこで私はすべてのガテンがいきました。ずっと頭の
中でモヤモヤしていた霧が、いきなり晴れたようでした。
霧が晴れた風景は、私が見たいものではありませんでしたが。
以前、私が台所で缶などの金属ごみをまとめていたとき、
ビニール袋の中に、見るからに高級そうな缶詰の殻を
見つけました。
ラベルを見るとそれは犬用のペットフードで、無添加の
ものと書かれていました。
私が缶詰の殻を持ってしばらく考えていると、それを
見た妻が慌ててフォロー入れてきました。
「ビックサム(ペットショップ)へ行ったら、お試しで
貰ったのよ」
そして、しばらくすると妻から、今度から家のゴミ出しは
私がやるのでやらなくていいと言ってきました。
私はどうせ朝、会社に行くついでなので構わないと言ったのですが、
妻は「やっぱりそれは専業主婦の私がやりますから。今まで
やらせごめんなさいね」と私に言い、ニヤリと笑いました。
その微笑み方があまりにも不気味で、私には一瞬妻が悪魔に
見えたものでした。
「ポチ、お前毎日美味しいご飯食べているだろう」
妻はポチに高級ペットフードを毎日与えていたのでした。
私は家で焼酎を飲むことがあるのですが、そのときの
つまみは柿の種です。それですら、妻はよく買い忘れます。
ポチはまた円らな瞳で私に「ワン」と答えました。
かわいいポチには罪はありません。
我が家に初めて来たポチはずぶ濡れの子犬でした。
今ではこんなに大きくなりました。
それが、いつの間にか雨の日の散歩は私の役目になっていて、
今度は私が毎回ずぶ濡れになっています。
それでもポチは妻や娘のほうに尻尾を振る時間当たりの
回数が多い気がします。犬は誰がこの家の家長か
見抜くといいます。
ポチの頭を撫でながら、私はこのままではダメだ。
私の存在すべてをかけて、なんとかしなければならないと
強く思いました。
一時間くらい外でポチと一緒にいたでしょうか。私は
酔いも醒めた頭である計画を思いつきました。そしてそれを
実行することに決めました。
(つづく)
靴の踵を踏みつぶす娘の説得方法(第3回/全9回)
3
私は家に居場所がないときに決っていく所があります。
それは裏庭の犬のポチのところです。
妻の両親に前金を借金して建てた一軒家には、
小さいながらも庭がついています。
私が犬小屋に近づくと、顔を床につけて寝ていた柴犬の
ポチはむくっと起き出して早くも尻尾を振っています。
「よしよし、いつもお前はかわいいな」
そう呟いてから、隣に座って頭や喉を撫でてやると、
気持ちよさそう舌をブラブラさせます。そうしながら、
突然私は、初めてポチが我が家に来た日のことを
思い出しました。もう7、8年前になるでしょうか。
その日は大型の台風が関東に近づいていました。夕方には
既に激しい雨がオフィスの窓を打ちつけ、当時係長であった
私は皆を定時で退社させました。
私も半分びしょ濡れになりながら家の玄関ドアを開けると
まだ小さな娘が、ずぶ濡れになった子犬を大事に抱えながら、
玄関の隅で丸まっていました。そして、その隣では狼狽した
妻がタオルで娘の髪の毛を乾かしていました。
その子犬を私は初めて目にしました。そして、すぐに
捨て犬だと理解しました。同時に妻は助けを求めるように
私に言いました。
「お父さんから言ってあげて下さい。家で飼えないって」
その頃にはまだ私にも少しは父親の威厳というものが
残っていました。
小学3年生になったばかりの娘は視線をこちらには向けずに、
自分の服が濡れるのも構わずにしっかりと犬を抱きしめて
いました。誰がなんと言おうと離さない、まだ小さい子
ながらにそんな意志の強さを感じました。
私も玄関にしゃがみ込み、娘の顔を見ながら言いました。
「ユウちゃん、生き物を飼うってすごく大変なことなんだよ。
家では飼えないって前に話したとき、ユウちゃんも分かった
って言ったよね」
娘はなにも答えません。代わりに妻が、
「学校の帰りからずっと付いてきて離れなかったんですって。
初めは、家では飼えないからって走って帰ってきてドアを
閉めたんですって。でも、この犬はうちの玄関からずっと
離れなかったらしいの。私もスーパーから帰ってきたら
ドアの前にずぶ濡れの犬がいてびっくりしたのよ」
ポチは娘の腕の中で小さく震えていました。娘は突然涙で声を
しゃくあげながら、
「今からまた捨てになんて行けないよー」
と言ってポチを抱きしめながら激しく泣き出しました。
「私のご飯をポチに半分あげるから。面倒も全部私がみるから
ポチを家に置いてあげて」
すでに娘は犬の名前を決めていたようでした。ポチは涙が通った
娘の頬を小さな舌でペロペロと舐め始めました。
妻は娘の頭を軽く撫でながら、私にどうしようかと目で
合図を送ってきました。私は肯きの視線と笑みを返しました。
娘が生まれてから人一倍の親バカだった私は、とりあえず台風が
来ているから、しばらくは家に置いてあげようということで、
娘をなだめました。
その時はとりあえずこの場は収めて、後で誰か飼ってくれそうな
人を探そうと考えていたのですが、もともと私も妻も動物は好き
でしたので、目の前で娘とじゃれるポチを見ていたら、とても
台風が去った後に手放す気にはなれなかったのでした。
妻はのちに首輪をはめたポチに向かって、
「あなたはきっとうちの優子の心がやさしいことがわかったから、
あとを付いて来たのね」
と言って頭を撫でました。
そんなことを思い出していたら私は自然と涙がこぼれてきました。
(つづく)
靴の踵を踏みつぶす娘の説得方法(第2回/全9回)
2
まず考えたのは普通に「みっともないから止めろ」
と言うことです。
しかし、娘に「私がどう履こうがあんたには関係ない
でしょ」と言われたらそれ以上返す言葉が見当たりません
ありません。「オッパピー」と呟くくらいです。
では、次にちょっとひねりを加えて「その履き方は靴を
作ってくれた人に失礼だろう」と言ってみます。
我ながらナイスな物言いに感心して、もっと続けます。
「それは、お前が描いた絵を他人がトイレットペーパー
代わりにしてケツを拭く行為と一緒だぞ」
と言ってやります。表情が一変した僕のバーチャル娘は、
「はぁ?言ってることが分かんねんだよ。そもそも
こんな靴は中国で大量生産されてるんだろう?
いちいちうるせんだよ~」
そう切り返してきます。
どうやらこれは私と娘との親子として根本的な関係が
崩壊していることに気づきます。仕事にかまけた
私の愛情が足りなかったのでしょうか?
給料日だったので、会社帰りに立ち飲み屋でサービス品の
マグロのぶつとお新香を頼んで、日本酒をいつもより一本
多い2合も飲んできた私は、少し酔った頭で目の前の
ソファーでテレビを見ながら受け答えをしている娘に
近づきました。
(お気づきかもしれませんが、完璧な僕の妄想の世界です)
そして、アルコールのせいだとしか言いようがないのですが、
今までの愛情を埋め合わせるべく娘をひたと抱きしめました。
「ぎゃ~~」
今まで聞いたことのない雄たけびをあげて娘は
私をはね除けて「おかあさ~ん」といいながら
台所のほうへ走っていきました。
私は居間でソファーに座りながら半分放心しながら、
しばらくして妻が血相抱えてやって来るのを
見つめました。
「あなた、なんってことするのよ」
妻は私を見下ろしながら言い放ちます。その後ろで
娘が私を睨んでいます。
「今度やったら離婚ですからね」
数年前から別々に寝ている妻に、私はか細い声で
「オレはただ靴のことを注意して、、、」
まだ言い終わらないうちに妻は私の声を打ち消します。
「そんなの優子の好きでいいじゃないですか。
そんなことより、よくあなたの安月給で飲みにいくお金が
ありましたね。じゃ、外で食べてきたんならあなたは
買ってきたケーキはいらないわよね」
「もともとお父さんの分なんてないじゃない」
娘が笑いながら妻と一緒に台所のほうへ
消えていきます。
(つづく)
靴の踵を踏みつぶす娘の説得方法(第1回/全9回)
僕は部屋で一人で飲むときは、好きな音楽をかけながら、
お気に入りの椅子に座ってぼーっと色々なことを考えて
(妄想して)います。
それはブログネタはもちろんのこと、世界平和から沢尻
エリカのことまで、かなり広範囲の多岐にわたります。
普段は途中で考えることを止めてしまうようなことでも
アルコールが入ると、その力を借りてひたすら深く思考の
奥へと潜行していきます。
しかし、アルコールは諸刃の剣。だんだんと自分も
麻痺していくために、翌日にはまったく憶えていない
ときも多々あります。。。
1
この前は、僕が最近密かに心を痛めていることについて
ぐだぐたと考えていました。
それは靴のかかとを踏み潰して歩いている女子高校生に
ついて。
僕は見ていてもったいなあーと思うのです。青春まっさかりで
眩しく輝いている彼女らに、その行為はひどくだらしが
ないものに映ります。
もちろん彼女らと僕とはまったく関係がなりません。
かなり余計なお世話でしょう。けれど、酔っているので
止まりません。
確かに理由もなく社会に反発したくなる年頃なのかも
しれません。僕も学生の頃は茶パツにしたこともあるし、
ピアスをしたこともあります。けれど、ちょっとそれは
本来の靴の履き方とは程遠く、今ブームの品格がないと
思うのです。
それともタダのファッションなのでしょうか?単純に歩き
にくいと僕は思うのですが。それなら普通にサンダルに
すればいいのにとすら思います。
(繰り返しますが、僕は酔っ払っています)
彼女らをみて学校の先生や親は何も言わないのかな?
親は玄関で娘の靴をみれば明らかに現状を理解している
はずです。
そして、ここまでで既にラフロイグ10年(シングルモルト)
をストレートで2杯も飲んでいる僕は考えるのです。
では、もし仮に自分に娘がいるとしたら、僕は彼女に
なんと言って靴の踵を踏み潰すことをやめさせるの
だろうかって。どんな言葉が有効なのだろうかって。
これを酔っ払った頭で真剣に、真剣に考えるのです。
(つづく)
予告:新テーマ「酔っ払いの妄想」
新しくテーマを作りました。
その名も「酔っ払いの妄想」
ついにとうとうここまで来たかって感じです。
酔っ払ってうだうだ考えていたことを、これまた
ウダウダと書き綴っていたら文章がかなり長く
なってしまいました。
で、せっかくなのでそれを分割して、明日から
なんと9回に分けて連続で毎日アップしていく
ことにしました。
僕的には深夜に放送するラジオドラマみたいな
イメージなんで、更新は毎回、夜の9時からに
しました。
よって一週間ほど普通のネタはお休みです。
いつものブログとはかなり趣向が違っていますが、
よろしかったらお付き合い下さい。
それでは、来月またお会いしましょう。
シングルモルトの ススメ
最近よく部屋で飲むのが、シングルモルトのウィスキーです。
ウィスキーは、たまにオールド・パーをロックでカランコロン
飲んでいたのですが、ちょっと違うのも試してみたくて
シングルモルトなるものを買ってきたのです。
シングルモルトとは、単一の蒸留所で造られたモルトウィスキー
のみを瓶詰めにしたもの。
(普通はこれをブレンドして飲みやすくしてジョニー・ウォーカー
とか、それこそオールド・パーとかが作られます。)
これが、見事にはまりました。
なにがいいって、まずはその強烈な個性。
特にスコットランドのアイラ島でつくられるボウモアやラフロイグは
海の味というかヨード香というか、まぁ消毒液や正露丸の匂いがします。
初めはびっくりしましたが、飲み続けると、これがまたクセに
なるのです。
あと、重要なことに飲むのに手間がかからないのです。
ウィスキーのロックだと氷を用意しなくてはならないし、
ワインだと温度を気にしたり、開けたらすぐに飲まなきゃとか
扱いが少々デリケートですが、シングルモルトは簡単です。
ボトルのコルク蓋を「シュポン」と開けて、ショットグラスに
注ぐだけ。
シングルモルトの飲み方は、香りや風味を損なわないために
氷は入れないで、ストレートか常温の水1:ウイスキー1の
いわゆる「トワイスアップ」という飲み方が基本だそうです。
これまた飲み始めはストレートではかなりきつかったのですが、
人間って慣れちゃいますね。今は水さえあればオッケーです。
なんといってもウィスキーは半永久的に腐りません。
横着の僕にとっては究極のお酒かもしれません。
先日、本厚木の先輩のお店で頂いた「山崎12年」なんて
本当に日本らしく繊細で、アイラの「海」とは違って「山」って
感じでした。
ボウモアも12年と17年では味が全然違ったし、しばらくは
ディープな世界にはまりそう。
ブログを書いている今でも、あのエグイ味が恋しくてたまりません。
ハッスルで場外乱闘!
先月
に引き続き今月も行ってきました。
ファイティング・オペラ「ハッスル」
プロレスとショウの合体とでも言えるでしょうか。
場所は前回と同じく格闘技の聖地、後楽園ホール。
ビールとチーズちくわ片手に、生で「曙」や
「ボブ・サップ」が見れました。でかかったです。
しかし、今回の公演?で一番の体験はなんといっても
インドの狂虎、タイガー・ジェット・シン(懐かしい)の
場外乱闘でした。
今まで何度かプロレスの会場に足を運んで、場外乱闘を
見る機会はあったのですが、遠くから眺めるだけで、
自分は蚊帳の外って感じでした。
それが目の前でくりひろげられたのです。(↑)
写真はタイガー・ジェット・シンとニシム・ラマ(西村)
マジで怖かった!!!
タイガーが僕らの西席のほうへやってくると、まわりの
人達はまるでモーゼの十戒で、海が割れるシーンの
ように、さーっと逃げていきます。
僕もカバン片手に必死で逃げました。
目の前にあったS席のパイプ椅子はすべて飛び散り、
後楽園ホールの床がみえます。その場所でタイガーは
ビニール傘を振り回して、ホント危ないのです。
アナウンスで「危険です」が繰り返されます。
僕らは恐怖におののきながら、ほんの目の前での乱闘を
見つめ、こちらに向かってくると皆で逃げます。
なんかちょっとした遊園地のジェットコースター的な
感じ。なぜか自然と笑みがこぼれました。
郷に入ったら郷に従えではないですが、周りの皆と
ギャーギャー言いながら逃げ惑うのは楽しかったです。
さすが後楽園ホール。ライブ感は抜群。
そして、ハッスルが終わったあとは、いつもの養老乃瀧へ。
見事にはまっている僕でした。
週末飲み日記(天王洲編)
(ちょっと言い訳気味に)先週、風邪ひきました。
今は大分よくなったのですが、とてもショック!です。
なぜなら最近食生活に気を使って、ひたすら野菜を食べまくり、
ビタミンやミネラルを普段以上に摂取していたつもりが、、
コロって風邪に引っかかったので、今までのオレは何?
って感じです。
ですので、先週の月曜日から金曜日は何処へも飲みにも行かず
おとなしくしてました。
土曜日は久し振りの土休。かねてから予定していた天王洲へ。
以前、仕事で天王洲アイルは行ったことがあったのですが、
プライベートでは初めて。
目指すは「ティー・ワイ・ハーバーブルワリー」という
レストラン。
目の前の運河を眺めながら、テラス席でまったりと。
(今年は僕のなかではテラス飲みブームなのです)
5時のオープンすぐに行ったら、予約なしでも大丈夫でした。
夕方のまだ日が照っている時間から飲み始めて、気が付くと
太陽は沈み夜になっていました。
なんかそういう、移ろいの時間が好きです。2倍楽しめる感じが
します。写真(↑)はビールのテイスティングセットとカルパッチョ。
その後、赤ワインをボトルで。
2軒目は貸切がとけたすぐ隣の「ウォーターライン」という姉妹店へ。
ここでも、ちょっぴりムーディーな雰囲気で目の前のミナモを眺めながら
まったりと。
新潟の信濃川を見て育ったせいでしょうか、川とか水辺って
好きなんです。
セレブってグラスシャンパン(モエ)を飲んだ後は、シングルモルトの
ボウモア17年を注文。12年ものは飲んだことがあったのですが、
17年は「これがボウモア?」ってくらい繊細で美味しかったです。
う~ん、土曜日は天王洲というか、レストラン&バーの持ち会社である
寺田倉庫㈱を堪能って感じ。
*
日曜場は起きたら家で寝てました。(当たり前なんですが)
昨日の楽しい時間はあっという間に過ぎてしまって、ちょっとした
浦島太郎状態。とりわけ天王洲は竜宮城?
まぁ、お酒が美味しかったので風邪が治ってきている証拠でしょう。
また近いうちに竜宮城へ行けるように、今週も頑張ります。
お蕎麦屋さん@武蔵五日市
日曜日はお蕎麦を食べに武蔵五日市(あきる野市)へ。
立川、拝島と電車で経由して、東京の西方まで一時間
以上。ちょっとした小旅行です。天気もよかった~。
武蔵五日市の駅に降りると、まず空気が違います。
なんか澄み切っています。思えばと遠くに来たものだ
って感じです。
向かったのは駅から5分程の「寿庵忠左衛門」という
お店。
結論から言えば最高でした。
エビスの瓶ビールを上品な小グラスで飲んだ後は、
地酒の喜正(大吟醸)へ。これがすげー飲みやすくて
美味かったです。クイクイ進みます。
そしてまた、つまみ(お料理)が最高。
蕎麦焼味噌をちびちびなめたり、定番の天ぷらを
頂いたり。シンプルなお新香も抜群です。
日本酒とお料理を堪能した後の〆はもちろんお蕎麦。
頼んだのは、つけ鴨せいろ(↑)。
美味そうでしょ?これがまたホント美味かったです!
僕は鴨が大好きなんですが、今まで食べた鴨せいろの
つけ汁の味はかなり濃いめのものが多かったのですが、
これは味がとても上品ですっきりって感じでした。
麺も細くて、つるつるってあっという間に食べて
しまいました。
蕎麦屋さんに入って、一品料理を食べながら冷酒を
飲んで、最後にお蕎麦で〆。
僕のような飲兵衛には、最高の体験でした。
お店の方の対応もとても気持ちよかったです。
これは絶対わざわざ行く価値があります。
休日は家でまったりしていることが多いのですが、
すげーリフレッシュできた休日でした。
