詩499 今日になって… | 誰かのためにある詩

誰かのためにある詩

現在一ヶ月でオリジナル詩五十作作成に奮闘してます‼

気に入ったのだけ載せてます‼読みやすいと思います!

良かったら見てください♪コメントも待ってます♪

君に初めて会ったのは 昨日の事

会社の研修でやって来た

年下の女の子

部署は違うけど 今日だけ

僕のいる部署の勉強をしにやって来た


交わした最初の言葉が かぶった 二人

互いに目を合わせ

思わず笑みが溢れた僕ら

そこから話は 自然と弾んだ


どこか似てますねって 君が僕に言った

うん そうかもね なんて

照れながら答えた


思えば

結構 長い時間

君と話していた


その長さを感じさせないくらい ずっと…

初対面なんて事 忘れちゃうくらい 自然と

前から知ってるみたいに 自然と


時間の誓約

あと10分したら

君の終業時間

僕の残業時間


あぁ 時間が止まればいいのに…


退屈な日常で

時間を止めたいなんて考えもしないのに

この時ばかりはそう思ってしまった 


残り時間を気にする僕と

一切 時計を見ない 君

きっと 僕が黙っていれば

終業時間を過ぎても

君はお喋りに夢中で

気付かないかもしれない


ねぇ もう時間だよ


僕の一言で

時計は約束の時間を迎えた


君は帰り支度を始める

今日がこんな楽しくなるなんて

正直 予想もしてなかった

君に会えて良かったな

ありがとう


そう思って 君の帰りを見送った


そんな昨日の事 

今日になっても鮮明に覚えていて

思わず 誰かに話したくなる 

昨日 出逢ったばかりの 君の事


これは恋なのだろうか?

どうなんだろう


ただひとつ言えるのは 

僕は君の事が

好きになったって事