誰かのためにある詩

誰かのためにある詩

現在一ヶ月でオリジナル詩五十作作成に奮闘してます‼

気に入ったのだけ載せてます‼読みやすいと思います!

良かったら見てください♪コメントも待ってます♪

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指先に残る感覚は

切なさばかりを教える

幸せを感じた時

そこにあった

君と繋いだ手の温もりが

毎朝 目覚める度に薄れて行く


時間ばかりが

急ぎ走るように 僕を置いて行く

どれだけ立ち止まってみても

僕の体は

時間に引っ張られるように 流されて行く


時間が経てば 経つほど

薄れて行く記憶とは 裏腹に

君への想いは まだ薄れず

色濃く

白にもなれず 黒にもなれず グレー色


悲しみが消えないから 涙は止まない

涙が止まないから 僕の心は濡れている

僕の心が濡れているから 

君のいた幸せばかりを

思い返してしまう


夢中で君を愛していた

言葉では表せない程

大きくて特別な物が

君への愛だった


君との時間を中心に 僕は息をして

必ずその場所に

引き寄せられるよう戻って来ては

君の笑顔に癒された


ただ目の前の君を愛してた 

君の全てを愛しく思っては

嬉しかったり 苦しかったり

心が忙しかった日々


君が笑ってくれる事だけを

いつも どんな時も 考えていた


君が隣にいない今は 脱け殻

君との時間を失った今 

それに変わる物が見つからない


大きすぎる穴は 暗くて怖い

笑い方すら 忘れさせた穴の大きさ

どれだけ深いのか分からないけど

底などは見えない


君を愛せた気持ちは

特別なものかもしれない

無我夢中で恋をして

君だけを愛していた


その気持ちが特別過ぎたから 今


特別のない 僕は

物足りなさばかりを背負って 

君のいない 今日へ 時を費やしている