差分が不明になった文書の扱い

昨日の続き。

「ブラウザから文字をコピーして、書き換えたもの」を受け取ってしまった場合の話。

こういう時はどうしようもないので、どこが書き換わっているのかを検出するツールを使う。私は昔からWinmergeというソフトを使っている。

例　変化がない部分は白、変わった部分が黄色、赤は片方にしかない文字、灰色は削除されている部分　など区別して表示する。

このソフトの優秀なところは、フォルダ単位で指定して一括で差分を検出する機能だ。フォルダごとコピーして両方に編集が加わってわけが分からなくなった時（バカすぎるが、事務屋が絡むとこういうことは時々起こる）などに重宝する。

事務屋のクソ仕事を検証する時などにも使える（リンク先の例だと最新と最々新の差分など）。

昔はプログラミングでもバックアップを取って、おかしくなったらバックアップに戻したりしていたが、バージョン管理システムを使うようになってから、この手の手間からは解放された（任意のバージョンに戻したり、バージョンを分岐させたりできる、手でバックアップする必要もない）。

事務仕事にもバージョン管理システムを使うべきなのだが、事務屋は使いこなせないだろうし、使おうともしないだろう。わざわざ面倒くさいことを好き好んでやっているようにしか見えないのだが、あの人たちは何を考えているのだろうか。