あぶない年越し 7 宝のやり納め2 | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

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V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

※本日3話めの更新です。



5 彼女からの電話


6 宝のやり納め


から、どうぞ。






「さ聡美…、条くんが代わってって」



するとバッと布団をめくって聡美が顔を出した。



とたんに現れた色っぽい顔と豊かなバスト。



上気した頬。クシャッとなった髪。それをかき上げ、濡れた唇を手の甲で拭う。



俺の上を這ってきて、それから隣に座って携帯を受け取る。座った拍子にたわわな胸が揺れた。



「もしもし?」



ああ。ベッドに座った裸の聡美が条くんと話してるとかエロいだろ!



俺は聡美に抱きついて、反対の耳や首筋に唇を這わせた。



「あッン!ちょっとあ、ううん。なんでもないの。大丈夫。ごめんなさい」



聡美はジロリと俺を睨み、小声で言った。



「ちょっとやめてよ。条くんに私のエッチな声聞かせたいわけ?」



「聞かせたくない」



「だったらっ」



ような、聞かせたいような



「何言ってるのよ」



「んふふっ。自分が先にやったんだろぉ?」



「アッ!ちょっとあ!」



聡美が怪訝な顔して、携帯を見る。



ん?」



俺も一緒になって携帯を覗き込む。



「切れちゃった」



「みたいだね」



「あなたのせいよ」



俺は肩をすくめた。



「まあ、必要ならまたかかって来るだろう。それより



って首を傾げて、聡美を見つめる。



どちらからともなくキスを交わす。



互いの唇を追いかけ合って、触れるだけのキスを何度も繰り返しやがてふたりの舌が絡まる。



条くんに、じゃなく俺が聞きたい。聡美のエッチな声



聡美の首筋から耳へと唇を這わせ、聡美がくすぐったそうに笑う。



「うふふさっき我慢しろって言ったのだあれ?」



だから、俺にしか聞こえない声でね?」



って、はふっと耳たぶを口に含んだ。





※さて、条くんの年越しはどうなる?続きますウインク