100kmウォークに向けた忘備録

100kmウォークに向けた忘備録

100kmウォークに備えて「いいな」と思った情報をとっておくページ。

あくまで自分の個人的感覚の下に今現在検証中なので

万人向けになるかどうかはわからないってことを

予めお断りしておきます。

 

歩き方ってものを色々と調べてみると様々なやり方ってものがある事に

改めて気づかされます。

 

一般的に情報として入手しやすいものは

 ・ダイエットを目的にしたウォーキング

 ・競歩

 ・山歩き

あたりじゃないかと。

より深く探してみると

 ・なんば歩き

 ・ベアフットウォーク

なども出てきます。

 

あくまで100kmウォークを目指しての歩き方って目的を絞ると

重要なのは「身体に負荷をかけない」が第一になると思う。

そうすると、一般的に一番出回ってるダイエット系のウォーキングって

カロリーの効率的な消費を目的にしているものが多いのであまり参考にならない。

競歩も突き詰めていくならあれだけのスピードであれだけの長距離を歩けるって事で

くみ取るべきものもあるんだろうけど、それを習得するのはあまりにも方向性が違い過ぎる。

(ただ、映像とか見ているとすごく参考にはなる。)

 

一番最初に目についたのは「なんば歩き」。

なにせ昔の人が歩いて江戸から京までとか移動してきたって実績があるんだから

参考にしない理由がない。ただ、理論が明確に確立されているわけじゃないし、

自己解釈も過分に入ってしまうのでどうやってどこまで取り入れるか、それが問題なんだけど。

次に「山歩き」。体力を使い切るのとは対極、確実に目的地に着くための

体力の温存とか、消耗しない方法とか参考になる知識がすごく豊富。

 

実際に日頃からやってるお散歩で色々な歩き方を試してみた。

 

ダイエットウォーキング

 歩幅を広めに

 腕を振り

 かかと着地で

 真上から身体を引っ張られるような感覚で

 

 やってみると「運動してる」感はすごく充実。足の筋肉はパンパンになるし。

 でも、これを20時間以上続けれる?って言われたら絶対無理。

 1時間とか目の前にゴールが見えてる時に、持ってる体力を削るタイプの歩き方で、

 持続可能なもんじゃ決してない。

 

 

なんば歩き(ただし自己流解釈)

 調べたところ、特徴として

 ・左右の手足が同時に出る動き。
 ・足はかかとから着地しない。
 ・上体はねじらない。
 ・腕をふる動作が無い。

 なんて出てくる。

 

 これを意識しながら自己流でしっくりくるように改変しながら歩いてみる。

 手足が同時・・・腕を振らない歩き方だとそもそもあまり気にすることじゃない気がする。

 むしろ身体をねじらない事の方が重要じゃないかと。

 左右の手足が逆に出るって事は確実に身体をねじってるわけだし。

 それを実現しようとしていたら結果的に意識した動きは

 1 直立した状態から前に重心を移動

 2 倒れる身体を支えるために踏み出した足で一歩目着地

 3 後ろの足を地面からはがすように持ち上げ(蹴らない)

 4 倒れる身体を支えるために持ち上げた足で2歩目を踏み出し・・・の繰り返し。

 

 2の着地ではかかとで受け止めず、地面に足を置くような感覚で衝撃を受けないように、

 3で持ち上げるにしても無駄に持ち上げるんじゃなくてほぼすり足のようにギリギリまでしか

 足を上げないように。

 歩幅は前向きの重心の移動の大きさで変わる。

 大きく前に倒れればピッチも早く歩幅も大きくなるし

 小さければピッチもゆっくり歩幅も狭くなる。

 

 我流ではあるけれど、これが思いのほか疲れない。

 20kmくらい休憩なしで歩いてもかかとや膝には直接的なダメージが来ない。

 その代わり、足腰全体で衝撃を受け止めているのか、全体的に緩く疲労感が漂う。

 これは使えるかも。

 

ベアフットウォーク

 端的に言えば「はだし」もしくは極めてソールが薄く裸足に近い状態で自然な足の機能を生かした歩き方。

 コンセプトとしては「なんば」もその系統なんじゃないだろうか。昔は草履やわらじだったわけだし。

 とりあえずベアフット用のシューズを購入したので、週末はこれで「我流なんば」でのお散歩してみる。

 

 

 

 

 

 

100kmウォークに挑む上で考え、調べ始めたこと。

 

コースについて

 スタートからゴールまでの道順の確認(アップダウン含めて)

 各エイドまでの距離、各区間の補給可能地点の確認

 補給困難区間の確認

 10km単位での目印確認

 足元のチェックができる地点の認識

 道中で何か面白そうなものをグーグルマップで探す

 スタート前に利用できそうな施設のチェック(スタート前にリラックスできるところ)

 ゴール後に利用できそうな施設のチェック(スーパー銭湯とか)

 

持ち物について

 経験者から必要と言われているもの

 経験者から不要と言われているもの

 必要と思われるアイテムのリストアップと検討の上でのリストからの削減

 足回りのアイテムの検証(靴・ソックス・インソール・マメ防止アイテム・スポーツタイツなど)

 ウェアの検証(季節もののため実際の検証は秋から)

 

 

歩き方

 本番を想定した練習

 問題点をあぶりだすための練習 

 体力をつけるための練習

 歩き方の修正のための練習

  なんば歩きやベアフットウォーキングの研究

 

トラブル対策

 ハンガーノックへの理解と対策

 足への負担をいかに軽減するか

  マメ対策・膝や足首の負担軽減策

 むくみ対策(事前・最中・事後)

 

経験者のメンタルの変化を知る

 

自衛隊行軍の参考

 

 

調べれば調べるほど頭でっかちになるものの面白くなってくる。

 

そもそも普通に挑んだのではほぼ玉砕確定、精神力だけでかろうじて乗り越えることになるのは

ほぼ確実なイベント。そういう人のブログもものすごく多いし。

であれば、考えられる対策を可能な限り取りまくって精神力の出番を最小限に抑えたい。

それでも半分以上は精神力との戦いになるのは間違いなさそうだし。

 

 

 

 

とにかく頭でっかちな習性のため、今は情報をかき集めることがメインになってる。

まずは純粋に100km、どんな道を歩くのかをグーグルマップで調べ、

どんな行程で歩くのかをシミュレートしてみる。

エイドの場所、補給できる場所、トイレ、邪魔にならないように足をメンテナンスできる場所など、

各ポイントまでの距離を計測してかかる時間を推測、

イレギュラー要素なしの場合どれくらいの時間で完歩できるのかを調べてみる。

 

そして、基本装備。

靴、靴下、服装、リュック、ウエストポーチ、帽子、ライト、雨具、といった装備品と、

薬、行動食、モバイルバッテリー、携帯電話、といった持ち歩くアイテム

を徹底検証する。

 

特に服装。今は春夏物の時期のため、本番の気候を想定して準備開始できるのは秋以降。

そのため、インナーを中心に決め始めている。

まあ、実際には本番が近づいてきた段階でその時の気候に合わせて色々変更しないといけないので

やり過ぎない程度にシミュレーション中。

 

今一番実践的に検証しているのは足回り装備。

靴はアルトラのパラダイム7ワイドに決定。

これを履き慣らしながら靴下を各種検討中。

20km程度の歩行の結果、具合のよさそうな靴下を決定するつもり。

 

歩行練習については週末の朝、2週に1回ペースで20kmの実験を兼ねたお散歩実践中。

今のところおよそ3時間30分でほどほどのアップダウンのあるルートを歩いて

多少の疲労感は有れども日常生活には影響なしでいられるのでこの体力の維持と、

今後は夜間歩行や30~40kmを歩いてみようかと思っている。

 

歩き方もハイペースで10kmとか、ノンストップで20kmとかやや鍛える系の歩きが多いので

決まったペースを守る歩きに次回は挑戦してみたい。

 

自衛隊での行軍のコツを拾ってきた。

 

いい靴下を履くこと。

靴下は、厚めのものがいい(ただし厚めにしたらきついようではだめ)

新品より一度洗ったものがいい

足に合っていること(ゆるいとシワができて豆ができやすい)

中敷をクッションの良い新品に変えること。

ジップロックにベビーパウダーと予備の靴下を入れておいて小休止の時に履き替える。

何か甘いものを持って行く。

緩めにしておくと擦れずに楽。

基本的に歩幅を狭くピッチを上げる事。大股で歩くのは×。

背嚢(リュック)に入れる時は軽いものは底、重いものは上、重心を高く。

背嚢自体を体に密着できるよう形状も考慮すると軽く感じる。

テーピングは大事。

少し歩いて靴と擦れて豆が出来そうな場所には予めテーピングをする。

それでも豆ができたときに備えて絆創膏を準備する。

水分は味の濃い物は駄目。ポカリ等を半分に薄めたものがお勧め。

簡単に食べられる物を準備する。

暑い時期には冷却スプレー、寒い時期にはポンチョ等を準備する。

体が冷えると、一気に筋肉が固まる。

足にベビーパウダーを振り掛ける。

馬油を股の間に塗っておくと、股擦れしにくい。

ゼリーとか直ぐに出せるところに入れておく。

余計なものは持たず、荷物はなるべく軽く。

11月2日まであと161日。

ここからどうやって当日までに仕上げるか、

まだ模索中過ぎてどうしたものやら。

 

とりあえず、「いますぐ20km歩け」と言われたら何の問題もなく歩ける自信はある。

翌日以降の事を考えなければ30kmも問題ない。

それ以上は未知の領域なので何とも言えないけど。

 

考えることは山ほどある。

 

まず靴選び。

最初は安くて使い勝手のいい

「ワークマンアスレシューズ ハイバウンス」(1900円)

これこそがわが足の為に生まれてきた、とまで思うほどの相性の良さで

10~20kmのお散歩の必需品となってきていたのだけど、

インソールを変えてみたり、靴下をクッション性のあるものに変えてみたりと、

長距離に備えて色々対策していくと靴の幅が少し足りない。

靴をカスタムしようとすると足指が窮屈になってそれが原因で豆が出来たりすることもあって

いっそノーマルのまま突き進むか、しっかりフィッテイングしたお高い靴に切り替えるか、

悩みどころは多い。

ただ、練習用としてならすごく優秀な靴だとは思ってる。

何しろ安いし。履きつぶしても負担が少ない。(すでに3足目だし)

 

そして練習。

20~30kmは問題なく歩ける。

それ以上の距離になった時、足のどこにダメージが来るのか、

やっぱり一度は50kmくらい経験して弱点を知っておく必要はあるんだろうけど、

なかなかそんな時間も作ろうと思うと大変。

 

あとは何より体重。

最低10kgは落とさんと余分な重りが多すぎる。

というか、10kgも落とせたら今の体力維持してれば相当な負担軽減になりそう。

8~9月に低炭水化物で一気に落として10月に調整、でいければベストかなぁ。