アーロン4周年
今日8月10日でアーロンも4周年を迎えます。
「本当に早かった。」
というのが正直な感想です。
半導体業界に長らく勤めて、何も分からず始めたこの飲食業に
飛び込み、はや4年目です。
この飲食業が分からなかったこそ、経験値も無く、比較値も無く、
只、意地で過ごした4年間でした。
今では何がいけなかったのか、何が進歩したのか、が
分かるようになりました。
今では、この業界の取材も受けるようになりました。
「新しい飲食店開業」「日経レストラン」にも特集記事で載るようになりました。
苦しい時にコンサルタントを受けた、「さいたま市産業創業財団」「飲食店繁盛会」の皆様には感謝です。
この飲食業、開店後3年で、2/3の店が閉鎖され、
その3年後にはその2/3が閉店になる厳しい業界で、
生き延びてこられたことは、一重に関わった人達の
愛情以外には無いでしょうね。
私はサラリーマン時代には、会社の歯車になるのは
嫌だと思っていました。
でも歯車とは、そのひとかけらが無くなると、回らなくなってしまうのです。
でも、退社したあともその会社は存続しています。
決して個人は歯車では無いのです。
会社に生かさせてもらっていたのです。
その厳しさが、すぐ分かりました。
当たり前ですが、自分で事業を始めて
身にしみて感じましたね。
以前勤めていた会社のブランドもプライドも何も関係ないのです。
只、「ありがとうございます。」と
心からお客様に頭を下げれるか、感謝できるか。
これが出来るかどうかですね。
今は多くの人たちに支えられながら、
頑張っています。
見てくれる方は、ちゃんと理解してくれています。
さー、明日からも頑張ります。
本当に感謝をこめて、10日と11日に生ビールフェアをやります。
皆さんに楽しんで頂けることと思います。
今後も頑張ります!
宜しくお願い致します。マルス ウィスキー
先日お客様が、珍しいウィスキーをお持ちになった。
「マルス ウィスキー」
私は、名前だけは知っていましたが、味わった事も無く
味も知りませんでした。
鹿児島の本坊酒造が作っている、地ウィスキー。
その方が、一升瓶に入ったそのウィスキーを持って来て
「マスターも味わってよ!」
と言うので、飲んでみました。
なんだか、メーカーさんからサンプルでもらったらしい。
飲んでみると、軽いウィスキーです。
色々飲み方を試してみました。
水割り、トワイスアップ、ロック、ストレート、ソーダ割り。
そのうち、お客様が増えてきたので、
「又来週来ますよ。又飲み方一緒に考えましょう!」
との事で分かれた。
私に一升ビン半分くらい、空きボトルに入れてくれた。
「マスターも飲んでよ。」と言いながら。
この方は、近々にお店を開く事を決めたようだ。
BARを開くみたい。
内のお店の開店当時から良く来て頂いた方。
本当に色々助けて頂いた。
すっかっぴんの内のお店が少しずつお客様が増えていくように
助けて頂いた。
この方お酒も詳しいし、お客様が何を望んでいるか、
良く分析していた。
でも・・・その5日後、突然この方は逝ってしまった。
心臓の病。
今日来る約束だったのに・・・・・・
なんで?
なんでなんでしょうね?
神様もときに、間違いをなさる。
未だ未だ夢を追いかけられる、年齢だったのに・・・・
未だ現実を受け止められないけれど。
頂いたボトルに残ったマルスウィスキーを飲みながら
彼を時に思い出してみます。
人生出会いと別れの連続です。
受け止められる別れはなかなか無いものですねー。
外国人
先日アメリカ人の常連さんと話をしていて、
気づかされた事がありました。
その方は、日本人から外人(ガイジン)と呼ばれる事を嫌います。
せめて、外国人(ガイコクジン)と呼んで欲しいようです。
ガイジンと呼ばれた時に受ける感触は、何かエイリアンのように
差別されたような印象を受けるようです。
日本の文化に憧れ、敬意を持って、日本に来たようですが
ガイジンと呼ばれると、つまはじきになったような気分になるみたいですね。
なるほど、人と接する時には気をつけなくてはいけない事が
沢山あるのだなと思いました。
特に異国の人と接する時には。
このアメリカ人とは今では名前で呼び合う仲になりましたが、
こうなるまで、時間がかかりました。
でも人間対人間で接していれば、どんな人でも
分かり合えると思いますね。
それがPUBの良さですね。
久しぶりのお客様
先週久しぶりにお客様がいらっしゃった。
以前はお様父様、お母様、娘さんの3人で
よく土曜日にいらっしゃた。
そのうち娘さんが、彼氏を連れてくるようになり、
その後お父さん、お母さん、娘さん、彼氏の
4人でお見えになるようになった。
それがある時からプッツリと来られなくなった。
そして昨週の土曜日に娘さんが赤ちゃんを連れて
来られました。
そうです。彼氏と結婚して赤ちゃんが生まれたのでした。
赤ちゃんの1歳の誕生日祝いで来られました。
抱かせてもらいましたが、愛嬌のある可愛い「僕」でした。
お父さんはお爺ちゃんになり、お母さんはおばあちゃんになり
娘さんはお母さんになりました。
お母さんは離乳食にして、安心してお酒が飲めるように
なったようです。
お店をやっていますと、ご家族の小さな歴史が
垣間見れて嬉しいものです。
赤ちゃんを抱かせてもらった時に
「大きくなったら、この店にお酒を飲みにくるんだよ。」
と囁きました。
それを聞いていた、お爺ちゃんさんが
「20歳までは駄目ですよ!」
笑いながら注意されました。
まーなんと微笑ましいご家族ですよね。
ダーツ
イギリス人のお客様がダーツを持ってきてくれた。
それを常連のお客様が工事して設置してくれました。
私はダーツのルールがよく分からないが、301という
ルールでよくイギリス人の方は遊んでいる。
点数をドンドン減らしてゆき、最後に0になった人が
優勝というルール。
昨日は遅くに常連様のお客様から電話があり
団体さんが、入店された。
目ざとくダーツを見つけて、早速遊び始める。
最初はルールが分からない方でも、そのうち
真剣に遊び始める。
傍らで見ていても楽しそうだ。
週末の忙しい日は、遠慮してもらいますが
平日は皆さんに楽しんでもらっています。
遊びはシンプルなものが一番ですね。
誰でも参加できますからね。
本当にダーツを提供されたお客様、工事してくれた
お客様には感謝してます。