CLAPTON
随分前にお客様から、エリッククラプトンの「CLAPTON」というCDを
お借りましました。
お借りした儘で未だ返しておりません。(すみませーん。)
このCD秀逸です。
クラプトンが自分が演奏したい曲、歌いたい曲が一杯入っているようです。
ブルース有り、カントリー有り、ジャズ有り。
エンディングが「枯葉」なんです。
「クリーム」時代から知っている私には、信じられない選曲ですが、
本当に良い年の取り方をしたなー、と思いました。
これをCD化できたのは、彼の我儘な選曲ですが、クラプトンだからできたのでしょう。
CDセールスを考えるのでは無く、今の自分を出したのではないでしょうか。
前にクラプトンの自叙伝を読んだ時に、今のクラプトンは本当に良く立ち直ったな
と思いました。何度もドラッグ中毒、アルコール中毒に陥り、更正施設に入って、リハビリを受け、
それを何度も繰り返しながら、「今」があります。
ジョージ・ハリソンがプロデュースした、「バングラデッシュのコンサート」という
映画を昔見たとき、何かクラプトンの様子がおかしい、と思っていましたが、
要は薬切れだったと、書いてありました。なるほどですね。
昔のロツーカーは、早死にを美化する事が有りましたが、それは本当ではないと、
証明したのが、クラプトン、ミック・ジャガー、ポールマッカートニーでしょうね。
未だにバリバリ現役ですからね。
薬に、刹那に溺れる事が、如何に馬鹿らしい事か、それを証明しているのが、
現在のクラプトンです。
何事も刹那主義では駄目なんですね。
この「CLAPTON」の中で僕が一番好きな曲は、
「DIAMONDS MADE FROM RAIN」です。
お店が、終わった後に朝までリピートで聴いています。
メロディーも良いし、クラプトンのギターも良い。
最高な曲です。
「君の力で乗り越えられたのだから、もうどんな事でも乗り越えられる。
僕にも何かが作りだせる。雨の雫からだってダイアは作れるのさ」
こんな歌詞です。
人は一人では生きていけないですね。
今の自分の色々な人達から受けている愛情を大切にしていかないと
いけないと、思える曲です。
久々に心に染み入る曲でした。
又、今晩も聴いています。
アー。又寝不足だー。
記憶に残る。思い出に残る。
今週は、久しぶりに飲食店セミナーに参加しました。
セミナーなるものは、サラリーマン時代は嫌と言う程受講しました。
色々な授業がありました。
その当時は所謂「義務」で受講していましたが、今は「生存」で受講しています。
本当に、飲食の業界は厳しく、特に個人店は生き延びて行くのが大変です。
あらゆるヒントを自分で吸収していかないと、生き残っていけません。
今思うと、サラリーマン時代は会社が選んだセミナーを自由に選択出来、
労働時間内に、出席出来ました。
今は、その時間を自分で作って、自分で交通費を払い、自分で受講料を払い
必死にセミナー内容を解読しています。
イヤー、自営業とは自由でありながら自己責任が大きいですね。
ココで踏ん張る人と、諦めてしまう人の差が出てしまします。
とても厳しい世界です。
所謂、トレードオフです。
自分の自由な時間を縛られて、固定給をもらうか、
自分の自由な時間を得て、自分で稼いでゆくかです。
今回のセミナーで一番感じた事は、コンセプトです。
「時代の変化に対応しながら、自分の思いを商売にしてゆく。」
言葉では、簡単ですがこれが難しいのです。
今をときめく、イタリアンレストラン「サイゼリア」の社長は
赤字経営の時から、一杯100円のワインを売りたいと考えていたそう。
それが、現実化しています。
280円均一のチェーン店「鳥貴族」は学生が思う存分、飲めるように安い
居酒屋を作りたい!
その思いで、最初は大赤字でしたが、今は店の店舗数が増えたので
仕入れ原価が大幅に下がり、軌道に乗っているようです。
経営者の思いが、一番通じるのですね。
コンセプトはシンプルである事が、一番重要でありながら、
続ける事が一番難しいと思います。
そこで私が思うこと。やれる事。
「記憶に残る、思い出に残るお店にしたい。」
これは、一人一人のお客様を大事にしたい。
これだけです。
先日も新潟県から出張の来られた方。隣駅のホテルに宿泊し、
年に一度の研修に来られた方。
このようなお客様に、「内に来て良かった!」と思われるように
サービスします。
このようなお客様には、
「記憶に残って欲しい、思い出にして欲しい」と、
サービスします。
そうしましたら、翌日上司を連れて又来てくれました。
本当に嬉しかったです。
2連泊だったようです。
今の自分にはこのような、サービスしか出来ませんが、
これがここまで、生き延びてこれた秘訣かも知れません。
私共のような、仕事は人生そのものですね。
仕事ぶりが、全て出てしまうのです。
怖いですが、面白いですね。
この飲食の商売、テクニックは色々あります。
最低限それを取り入れながらも、残るは「店主の思い」なのだと
最近深く感じます。
ヴィル・ヴァルゲ ウォッカ
新しいウォッカを入手しました。
とっても覚えにくい名前です。
「ヴィル・ヴァルゲ」です。
これはエストニア国で造られている、ウォッカです。
名前は覚えにくいですが、一度飲むと記憶に残るウォッカです。
何故かと言いますと、スイカの香りがするのです。
味も良いし、とても良いウォッカです。
エストニア国と言えば、お相撲さんの把瑠都(バルト)で有名ですよね。
把瑠都もこのウォッカが大好きで、酒屋さんによく注文するらしいです。
ロックで飲んでも良いし、カクテルにすると、
とても合います。
特にモスコミュールにすると、とても美味しいです。
久々にストレートで飲んでも良いウォッカに出会いました。
そういえば、把瑠都さん結婚されたらしいですね。
奥様は相当の美人さんらしいです。
この輸入業者の方が先日お会いしたらしいです。
でも何でお相撲さんの奥さんは皆きれいなのでしょう。
羨ましい限りです。
あいアイ美術館 at アーロン
11月~12月のあいアイ美術館の絵画は
田中佑一朗君です。
モデルをじっと観察し、描き始めるとあっと言う間に完成です。
30秒ぐらいで描き終えるという、才能の持ち主です。
こんな絵をこのスピードで描くの?
というような、堂々とした作品ですね。
びっくりした顔をしてます。
立体的な作品ですよね。
これは「魚二匹」
なんでも描ける子です。
本当に泳いでいるようです。
色合いが素晴らしい。
これは、「ギター」
色のバランスが素敵です。
いいですよね。
感性で描く絵画の数々。
是非、皆さん見に来て下さい。
これらの絵画は、販売もしています。
小さな絵は¥1,200です。
勿論売上金は、このNPO法人に全額寄付されます。
2ヶ月に一度、この子供達が食事をしに来ます。
カレーが大好物。
音楽も好きで、ビートルズが大好き。
特に「オブラディ オブラダ」が好きで
何度も聴いています。
聴きながら踊りだす子供もいます。
本当に可愛い子供達ですね。
あいアイ美術館のHPはココです。
↓
90歳のお客様
昨日は、第3回目のアイリッシュミュージックライブを行いました。
その中に、90歳の女性のお客様がいらっしゃいました。
前回のライブにも、息子さん夫婦といらっしゃいました。
今までも何度もお見えになっているので、
先日お話しましたら、「今年で90歳になったのですよ。」
とおっしゃいました。
綺麗にお化粧されていますし、洋服もセンスが良く
見た感じはとてもその年齢には見えません。
音楽も楽しんで聴いていらっしゃいますし、お酒も召し上がります。
内のお店の雰囲気がお好きだそうで、
お気に召して頂いているようです。
本当に、ありがたい事です。
このような常連さんがいらっしゃる限り、
何時でも暖かく迎える準備をしておかなくてはなりません。
最近特に思うのですが、この商売は店主の「心のあり方」が
どうしても出てしまう、と思うのです。
忙しい時も、暇な時も、常に正しい心のあり方を
保って行くことが、絶対必要な事だと感じています。
お客様はすぐに感じ取りますから。
又、次回のライブに来て頂きたいです。
次回のアイリッシュミュージックライブは
11月24日(水)です。