・猫がなかなか懐いてくれない際の、興味の惹き方について
興味を持ってもらえるまで時間はかかってくるかもしれませんが、
愛猫に警戒されない程度に続けていくことが大切かと思われます。
指先のニオイを嗅がせる:
猫は、ニオイを嗅ぐことでその相手がどういった相手なのかを判断します。
なので、猫とコミュニケーションを取る前にまずは指先を猫の鼻に差し出してニオイを嗅がせる必要があります。
この段階を踏まずにコミュニケーションを取ろうとすると、嫌がられる恐れがあります。
物陰から小さな声で名前を呼ぶ:
猫の方からは見えない物陰に隠れて、小さな声で名前を呼んでみましょう。
さらに、ときどき顔を出してはすぐに隠れてみましょう。
何事か!? と猫が探しに来てくれるかもしれません。
これで興味を持ってもらえない場合は、さらに、壁や床などをさすってわずかに音を発してみましょう。
それでも興味を持ってもらえない場合は、猫の背後に立ってみましょう。
じっと見て、視線を逸らす:
愛猫を遠くからじっと見て、視線を逸らす、じっと見て、視線を逸らす、を繰り返してみましょう。
猫は警戒心が強いですが好奇心旺盛で、視線を感じたことで興味を持って近づいてきてくれるかもしれません。
じっと待つ:
猫に、あんまりあれこれアプローチをかけるのは、かえって警戒させてしまう恐れもあります。
むしろ、背中を向けて、猫を構わない姿勢でいること。
スマホを見たり、テレビを見たりと、ほかのことに集中したりしていると、猫の方から近づいてくるかもしれません。
それまでじっと待ちましょう。
アプリの活用:
猫用のアプリは、今はたくさん出ています。
猫の鳴き声アプリ、画面上で虫が動くアプリなど。
中には、人の声を猫語に翻訳するアプリなどもあります。
これらのアプリを活用することで、猫とコミュニケーションを取れるかもしれません。
猫じゃらしを使う:
ただ振るだけではなかなか興味を惹けないので、
振るスピードを変えたり、何か布などでじゃらしを覆い被せてチラ見させて動かすなど、
小動物を彷彿とさせるような動きで興味を惹きましょう。
猫じゃらしにじゃれてもらう方法について、詳しくはこちらの記事に書かれています↓
猫じゃらし以外のおもちゃでも、使っていると飽きてしまうこともあることでしょう。
おもちゃに飽きさせずに遊ばせる工夫については、こちらの記事で↓
ちなみに、俗に猫と目を合わせるということは「喧嘩を売る」意味合いだと言われていますが、
あまり遊びに夢中になっていないときに猫の目をじっと見ると、ヤル気をあげる効果があるとも言われています。
おもちゃ遊びの食いつきがよくない際に、やってみると良いかもしれません。
ただ、遊びに夢中で興奮している状態でじっと目を合わせると攻撃される恐れもあるそうです。
※おもちゃの誤飲注意
猫の口に入るようなサイズのおもちゃは、誤飲の恐れがあります。
ボールの大きさなど注意しましょう。
ぬいぐるみについている部品など、噛みちぎって飲み込んでしまうこともあるので、
事前に部品は切り取るなど対策しておきましょう。
紐状の物は特に危険と言われています。
紐状のものを扱う際は、必ず飼い主さんが近くで見ておくようにしましょう。
決して猫だけで遊ばせないようにしましょう。
ビニール袋も、誤って噛みちぎったりしないよう、放置せず猫の手の届かないところにしまっておき、
遊ばせる際は、飼い主さんが見ておくようにしましょう。
おもちゃの誤飲について、もっと詳しくことはこちらの記事で↓
ほか、猫の独り遊びの注意点については、こちらの記事に書かれています↓
オヤツを使う:
猫カフェでもよく使われる最後の手段です。
が、オヤツが無くなってしまえば相手にされなくなることが多いです。
好印象は持ってもらえるので、活用するのも良いかもしれません。
ただ、一日のカロリー摂取量のオーバーに注意して、
オヤツを与えた分のカロリーは差し引いておきましょう。