猫じゃらしにじゃれてもらう方法 | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

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・猫じゃらしにじゃれてもらう方法

止まっているものは見えていない?:
猫の動体視力はとても優れていますが、止まっているものを見るのは実は苦手。
おもちゃで遊ぶのは、狩猟本能を満たすことなので、獲物に見立てて猫じゃらしを動かす必要があります。


聴覚も刺激:
動かし方もそうですが、聴覚を刺激することも大切で、
猫じゃらしの中に音が鳴るものが入ったタイプを選ぶのも大切です。


動きに変化をつける:
同じような動きだけでなく、小刻みに動かしたり、動きを大きくしたり、
ときにはピタッと止めたり、といった変化をつけてみましょう。


猫じゃらしの特別感を演出:
おもちゃは、キャットタワーや爪とぎなどの「一人遊び」用と、猫じゃらしといった「一緒に遊ぶ」用のがありますが、
一緒に遊ぶ用の場合、普段から床に無造作に置いたままだと使っても興味を持たなくなってしまいます。
普段はしまっていることで、特別感を演出しましょう。


目の前で振る:
猫の目の前で猫じゃらしをちらちらと振るだけでも、食いついてくることも多いです。
しかし、猫によって無反応なこともありますので、やはりもっといろんな動きを試してみて、
食いつきを確認していくのも重要でしょう。


床を這うように動かす:
ネズミなどの小動物のイメージで、小さく動かしたり、大きく動かしたり、と変化をつけながら、
床に這わせるようにして動かしてみましょう。
傍でするよりも、少し離れたところで動かすと駆け寄ってくるので、良い運動になります。


高い位置で動かす:
鳥や虫をイメージして、高い位置で猫じゃらしを動かしてみましょう。
キャットタワーや、しっかりした棚の上など、猫が飛び乗ることができる安全な高い場所を見つけることが大切です。
猫にとって上下運動はとても重要ですので、ぜひやってみましょう。

高い場所でなく、猫がジャンプしてやっと届くくらいの高さ振るというのも効果的です。


隠してチラ見せ:
ときには、新聞紙や雑誌、ブランケットといったもので隠して、
下から猫じゃらしの先端だけをチラッと見せるようにして、振ってみましょう。
これは、狭い場所や岩陰などに隠れている獲物を捕まえる行動と似ているので、
狩猟本能を強く刺激して、たいていの猫は食いつくそうです。
何かをかけたまま、もこもこと動かすのも有効です。

この方法の手順の1つを紹介します。
まず、猫に見えない場所の物陰から、猫じゃらしの棒の部分を使って音を出し(床を叩いたり、壁を叩いたり)、
音が気になって猫が寄ってきたら、物陰から猫じゃらしを見せたり隠したりとチラつかせ、
猫がじりじりと少しずつ寄ってきたら、チラ見せを止めて完全に隠します。
5秒ほど隠したら、また少し猫じゃらしをチラ見させます。
そうすることで、猫の狩猟本能をかき立たせます。

あくまで手順の1つですので、
いろんなやり方を試して、食いつきっぷりを確認していきましょう。


トンネルや箱の中:
トンネルや箱の中に猫じゃらしを入れて振ると、中に入って捕まえようとすることもあります。
猫は聴覚に優れているので、中でゴソゴソと音をたてて振ると猫も狙いを定めやすくなります。
動かしっぱなしでなく、たまに止めたり、大きく動かしてみたり、変化もつけていきましょう。


・猫じゃらしを咥えて持っていってしまう場合は
捕らえた猫じゃらしを、咥えたままどこかへ持っていってしまうこともありますが、
おもちゃを使った遊びは狩猟本能を満たすためのものであり、おもちゃ=獲物なので、持っていかせましょう。
仕留めた獲物を自分の好きな場所に持っていくことで、狩りに満足します。


・猫じゃらしの種類別の使い方と、向いている猫

獣毛系:
モフモフの猫じゃらしは、形、毛の長さ、色はさまざまで、ファー素材でできているのが特徴です。
ニオイ、触り心地、噛んだ感覚が獲物を思わせるため、狩猟スイッチが入りやすいタイプです。
持ち手が短いものが多く、近距離で遊びます。

後頭部の上で振ると、猫は立ち上がる傾向にあります。
その習性を利用して、白羽取りのようにじゃらしてみましょう。

獣毛系はどんな猫にも親しみやすいですが、特に子猫に向いています。

が、注意すべきは、興奮しすぎてファー部分を引きちぎって誤飲する恐れもあります。


ゴム紐系:
棒の先にゴム紐がついていて、先端に鳥の羽、セロハン、リボンなどの飾りがついたタイプです。
激しく動かすと音がなるのが特徴。
素材によっては光を反射して、よりリアルな動きを演出できる、猫の聴覚と視覚を刺激する猫じゃらしです。

実際の鳥は、常に飛んでいるわけではないので、
じらすときは、猫じゃらしをしゃくらせて鳥が地面をついばむ姿をイメージしましょう。
また、猫じゃらしを引き上げるときは、鳥が飛び立つ姿をイメージしながら行いましょう。

ジャンプ力のある猫、元気のある猫に向いています。

注意すべきは、あまりに興奮しすぎるとやはりゴム紐を噛みちぎる恐れがあります。
また、割と飽きやすいと言われてもいます。


紐系:
紐状の新体操のリボンのようなものや、紐の先端に光る素材の飾りのついたものです。
動かし方次第でいろんな遊びを楽しめますが、
大きくニョロニョロした動きに最初は驚いて反応が薄いことが多いようで。
しかし、根気よくじらしていけば、時間差で食いついてくる猫も多いようです。
飾りのついたものなら、音により聴覚に訴えることができます。

小さくクネクネと動かせば、大胆な動きになりませんので、
期の小さい猫、足腰の弱った高齢猫にも向いています。

ただ、なんせ全長が長いので、ある程度のスペースが必要であることと、
上記2点に比べて、高額なものが多いようです。


3種類の猫じゃらしについてご紹介しましたが、
他にも、シンプルな"コロコロ系"、
それぞれのタイプをかけ合わせた"ハイブリッド系"といった猫じゃらしもあります。
猫の年齢、性格によりおもちゃへの食いつきも違ってくるので、
いろいろ試してみて確認しましょう。


・ポリ袋を使った手作り猫じゃらし
ポリ袋を1~1.5cm程度の幅に切り、束ねて真ん中を針金(ハンガーなど)に通し、テープで固定すると完成です。
ビニール紐や、マスキングテープなどを使うと、見栄えも可愛く作れます。

ポリエチレン袋の音に思わず反応してしまう猫は、意外と多いようです。


・エノコログサを食べても大丈夫?
天然の猫じゃらしであるエノコログサで遊ばせると、猫が食べてしまうこともありますが、
食べても毛玉と一緒に吐き出されるか、便として出てくるので、よほど丸飲みしていなければ問題はないそうです。
ただ、食べてから様子がおかしいようなら、やはり動物病院で診てもらった方が良いでしょう。
また、猫にとって有毒となる植物は数多くあるので、雑草などは食べさせないようにした方が安全でしょう。