歌舞伎座と明治座は昨日が千秋楽でしたが、こちらは1日ずれてたので、なんとか来られました。
ロビー広いっ!
おー。話に聞いてた「通さん場」。説明書きがそこかしこに。
けっこう後ろの方の席でしたけど、観やすいです。
奮発してランチも。
国立劇場の食事はお高いのももちろんありますが、ちゃんとお手ごろなところも用意されてるんですね。ありがたい。茶碗蒸しとコーヒー飲み放題ついて1,300円のちらし寿司。飲み放題イェー!てほどの時間はないですけど笑
さすがの階段高さ。
なんと3ヶ月続けて全段公演だそうで、滅多に観られないところも観られるってことで今回はどうしても観たかったんです。
軽く予習はして行きましたが、さすがに面白かった。そしていつもカットされる段、場があるのもなんでかちょっとわかりました笑
早めに行ったので、人形の役者紹介も観られましたよ。エヘン、エヘン。
文楽も観てみようかなあ。
高師直は「こーのもろのー」だけど、判官は「はんがん」。「ほーがん」じゃないのね〜。音便化するのとしないのと何で区別つけてるんだろ。初見では多分「もろのー」から「師直」てのは出てきにくいと思うけど、お芝居ができたころは「なお」を「のー」に聞こえるように言うことが一般的な時代だったのかもしれません。
「通さん場」のお願いを張り出すなら、ついでに掛け声も制限して欲しいな。さすがに静まりかえってるところではいらないんじゃないかなあ。アレ、役者さんたちは欲しいのかしら。音楽も最小限、台詞もほぼないような舞台に向けて声をかけるのはなんだか微妙です。
あと、女性の声。
前にも歌舞伎座で「松嶋屋!」ての聞いたことありますが、たぶん気遣って低めの声を出されてたんですね、その方は。それはなんか愛を感じたからまあ良かったんですよ。
今日のは普通の女性声の高さ。やっぱり気になる。
こういうこと言うと「女性差別」とか言われそうですけど、そういう方はやっぱり歌舞伎に女性が入った方がいいと考えるんですかね。男性だけで演じているもの、として観に行くんだから、やっぱり大きな女性の声が聞こえるのは違和感なんです。
まあ、荒事の大騒ぎな最中ならまだいいと思いますけどね。バタバタバタバタ!バーッタリ!なりたやなりたやなりたやー!!な中なら。
個人的なシロウト感想ですけどね〜
面白かったのは、後ろの席からのイビキの声が台詞と間がぴったり合ってたとき。おー。すげー。
わからないのは、ワルもんの高師直と割とイイもんの石堂右馬之丞が左團次さんの2役。声に特徴ある方なので余計にそう思うのかもしれないですけど。ちょっとこっちの気持ちが混乱します。でもなんか意図があるんでしょうね。