きもの生活258/365日 浜町〜銀座〜浅草 | けんばにすと さっきーのブログ

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良いお天気。
4月くらいか10月くらいしか着る機会のない、やわらか木綿羽織がヘビロテ。{56DDD008-6519-4497-A03A-6E799F3CEA60}

この帯が締められるのは涼しくなってから。

 
今日の足もと。
雨の心配がない日にたまには雪駄。
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昨日の帰りに革靴補修屋さんから引き取ってきた、右近下駄。ちゃんと前つぼも開いてます!
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修理に出す直前。
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つま先のカーブもおみごと。
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木が削れてきたところを自分でシューグーで補修したあとがありましたが、「きれいにシューグーが盛ってあって剥がすのためらいましたよ」と、修理屋さんからまさかのお褒めの言葉。
 
向こうは社交辞令だとしても、額面どおり受け止めます。褒められた時には爆笑
 
 
 
 
さてさて今日はちょっと銀ぶら。
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チケットトレジャーへ。
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ここは演劇系のチケットがいっぱいあるんです。歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場、そして明治座などなど。さらには劇団四季まで。
ときどき日程ギリギリの1等席なんかも僕が買える値段になってるので、スケジュールとにらめっこしながら探すのです。今日は合うのがなかった…(T . T)
 
とぼとぼ。
 
ちょいと やまと屋さんに寄ってみます。
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ここもお直しは基本的に自店売りのものだけだそうです。確かにそういうお店が普通ですけど。いつもモヤモヤしちゃう。うーむ。
 
おばあちゃんから譲り受けた下駄を直そうと思ったら、もうそのお店なかったりするわけですよ。そしたら昔の良い物って使われずになくなっちゃうのに。。。モヤ〜
 
 
元の場所に戻ったヤマハ銀座店。
戻ってから初めてかと思って入ってみたら1回来たことあったぽい。
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アニソン歌本探し。
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うーむ。悩んで買わず。も少しネット検索もしてみよう。
 
浅草へ移動〜
 
銀座線を銀座ー浅草で乗るなんて、なんかクラシカルな気分になっていいですね。
 
伝法院通り。日本駄右衛門前。辻屋本店です。
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なんで気取った顔なんでしょうww
 
 
割れてしまった下駄についていた鼻緒を、修理から直ってきた右近下駄に移植してもらいに来ました。これでばっちり復活です。こういう下駄鼻緒システムが好きです。ほんとに。
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これは3年前くらい?僕にとって初めての下駄なんで、いちばん足に馴染んでます。これで日に10kmくらい歩いたときもあります。この先何年使えるのかも楽しみ。
 
涼しくて過ごしやすくなってきたので、ホッピー通りは盛り上がってますね〜
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さーっと通り過ぎて笑、いつもの定食屋さん あるぷすへ。子持ちカレイ煮付け定食。嬉しい。
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で、すぐ近くの浅草演芸ホールへ。夜の部後半だけ見られました。
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のいるさんがお怪我で、こいるさんがピンでやるという。ポケモンか。
 
歌之介さんの勢いに押されて大爆笑。
 
花緑さんの「試し酒」。すげー良かったなあ。
お酒飲む仕草がもう素晴らしくて。
 
もう少しでお酒の匂いがしてきそうで、この前テレビで見た、菊五郎(七代目)さんの話を思い出しました。
 
五代目菊五郎の初演だった「魚屋宗五郎」。六代目がそれを手がけたときに「父っつあんよりもうまいだろう」と言ったら、そばにいた弟子が「いえ旦那(五代目)の『魚屋宗五郎』は魚のにおいがしました」なんて言ったそうで。
 
そのときは、ま、そういう言い方もあるよね、なんて思ってましたけど、ほんとにありそうだな、と思い直しました。
 
匂いの記憶、てのはだいぶ深いところにあるなんて聞いたこともあります。
いろんな分子のたまたまの組み合わせに反応して懐かしい匂いがした、と脳が判断したことで昔を思い出したりする経験はみんな多少なりともあると思います。それと逆に、昔見た同じ風景を見たり、自分の経験からくる仕草の記憶から匂いが引き出されることはありうる、と思うのです。
 
演者の力量ももちろんですが、観る方にも経験や教養がないとそうは感じられない。そこがまた難しく、素晴らしいところですね。
 
花緑さんはお酒がほとんど飲めないそうで。そんなマクラを聞いたので、お酒の飲めない僕にはより一層リアルに見えたのかもしれません。
 
音楽に関わってる身としては、絵を描くように、色をつけるように演奏したい、というのにも少し似ているような気がします。マクラのことを考えると、ライブのMCってのは本当に大事ですね。それによって音楽の受け取り方さえ変わることがあるでしょうから。