思えば2年前の5月、新歌舞伎座でこの演目を観てから僕の観劇趣味が始まったと言ってもいいくらいなのです。
着物はもちょっと前。毎日のようになったのはこのときから。
あれからほぼ毎月のように歌舞伎座に観に行って、わからないことは調べたり聞いたり。ずいぶん違う視線で観るようになったなあと思います。
一応は筋バレないような感想を。
有名狂言の劇中劇と舞踊と世話物がいっぺんに観られるようになってるのすげー!なんてわかるはずもなく。ほんとうまいこといいとこ取りですねえ。ちょこちょこ見得もあり。こういうタイプお芝居演目てのは他にもあるのかな。また調べてみよう。
生真面目で世渡り下手な玄碩先生みてると、『廓噺山名屋浦里』の宗十郎を思い出します。浦里の方が新作ですけど。
幡随長兵衛の水野と、こちらの水野はなんか関わりあるのかしら。幕府とかの役職についてる悪役イメージ代表名前だったりするのかな。
立ち回りの動きも、歌舞伎で見知っていればさらに楽しい。
冒頭の弁天小僧シーンの「知らざあ言って聞かせやしょう〜」の「じいさん」はちゃんと「音羽屋」になってました。そりゃ音羽屋がやらなきゃじいさんじゃないもんね。
知っていればわかるオマージュはまだまだたくさんありそうです。また何年か後にやって欲しい。
あと何回か観られるかなあ。
そして、さっきまで見つめていた舞台にすぐ自分が乗るという奇妙な体験。
すげーシアワセ気分です![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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