ご近所花見散歩・2024年8月 | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

今年の8月は例年以上に暑い夏でした。

 

私も15分程度の踏切待ちで軽い熱中症になったし、

 

畑やお花も暑さのあまり立ち枯れているものが沢山ありました。

 

また昨年に比べ、うちの近所はミンミンゼミやアブラゼミの数が多いのか、

 

滅茶苦茶うるさいし、死骸の数も多いし、セミにも辟易した夏でした。

 

15日ごろからはヒグラシも鳴き始めたので、

 

例年より早いから早く涼しくなるかな?と期待しましたが、

 

8月後半になってからも猛暑日は続き、

 

また台風や大きな地震にも悩まされた月でした。

 

 

サルスベリ。

夏と言えばサルスベリ。

 

ご近所さんのお庭は勿論、街路樹や公園にも植えられていて、

 

赤、白、ピンクと猛暑の街を彩ってくれています。

 

 

もう少し淡い色合いのサルスベリも。

この色も綺麗。

 

 

ムクゲ。

ムクゲは暑くても元気いっぱい。

 

 

アサガオ。

うちのご近所は花が密集して咲く西洋アジサイを

 

グリーンカーテンや垣根に這わせているお宅が多く、

 

普通のアサガオがほとんどありません。

 

やっと出会ったアサガオも、暑さのせいでバテ気味。

 

これは8月2日に撮ったので、本来ならまだ元気なはずなのですが、

 

葉っぱも枯れ気味で、とても可哀想でした。

 

 

ポーチュラカ。

黄色とピンクの寄せ植えでした。

 

 

ローズマリー。

可愛いお花が満開でした。

 

 

マツバボタン。

こんな大ぶりなお花を咲かせる品種もあるのですね。

 

お花の中心が濃いピンクで、

 

外に行くほど薄くなるグラデーションもとっても綺麗。

 

 

デュランタ・タカラヅカ。

和名はハリマツリやタイワンレンギョウ(台湾連翹)です。

 

何故「タカラヅカ」なんていう名前がついているのかと言うと、

 

正装したタカラジェンヌの袴姿を連想させるからだそうですよ。

 

宝塚=スミレじゃないの?と思っちゃうのですが、発想は自由ですものね。

 

ちなみにデュランタは葉っぱや液果に強い毒があります。

 

デュランタ・タカラヅカはお花が終わるとオレンジの実が生りますが、

 

食べてしまうと、最悪の場合死んでしまうので、誤食しないよう注意しましょう。

 

ちなみに、鳥は食べても大丈夫だそうですよ。

 

 

ヒャクニチソウ。

濃いピンクの花びらに黄色いめしべ&おしべが鮮やか。

 

最近はヒャクニチソウよりもジニアという呼び方の方が一般的かな?

 

 

こちらもジニア。

重なった花びらが可愛いですね。

 

 

ニチニチソウ。

百日草の後は日日草。

 

炎天下でも元気に咲いてくれるお花なので、ご近所さんも沢山植えられています。

 

しかしこのお花はキョウチクトウ科なので、花、葉、根、種の全てに

 

アルカロイド系の毒があります。

 

お手入れなどで触った場合は、よ~く手を洗いましょう。

 

 

ペチュニア。

涼し気な色に癒される~。

 

 

サフランモドキ。

ゼフィランサスですね。

 

ヒガンバナ科なので、このお花も花、葉、茎、球根部分の鱗茎全てに

 

リコリンという毒があります。

 

特に鱗茎部分の毒が強いので要注意です。

 

ご近所の花壇やお庭にも、毒草が結構あるんですよね。

 

またそれが綺麗なお花を咲かせるので、皆さんに愛でられるのでしょうね。

 

植えられる方は、せめて毒性は知っておいて欲しいかも。

 

 

グラジオラス。

3色植えられていました。

 

3色揃った満開が見たいと思っていたのですが、

 

このすぐ後、多分切り花として切られてしまいました。

 

このお宅のお部屋を彩ったのでしょうね。

 

 

アンゲロニア。

お花をアップで見るとガイコツのように見えると言われるお花です。

 

初夏から秋まで長く咲いているので、

 

玄関前のプランターに寄せ植えにしているお宅が何軒かあります。

 

 

ペンタス。

以前、ブロ友さんに名前を教えてもらったお花です。

 

そのブロ友さんとはコメントの交流しなくなってしまいましたが、

 

ブログを拝見するとお元気なご様子なので嬉しいです。

 

 

ルリマツリモドキ。

名前の由来はルリマツリに似ているからだそうですが、

 

私は似ていると思えないんですよね。

 

同じイソマツ科ですが、ルリマツリはルリマツリ属、

 

ルリマツリモドキはケラトスティグマ属と属が違うので、

 

モドキと言うほど似ていないのは当然なのかもしれません。

 

このお花も可愛いので、モドキが付く借りもののような名前よりも、

 

きちんと名前を付けてあげて欲しいと思いつつ楽しませてもらっています。

 

 

サルビア。

私が子供の頃のサルビアと言えばこのお花だったのですが、

 

最近、あまり見かけなくなりました。

 

あるお宅の花壇に沢山植えられていたので、懐かしく、そして嬉しくなりました。

 

 

センニチコウ。

漢字で書くと千日紅。

 

2色の寄せ植えだったので、真ん中で撮らせて頂きました。

 

こちらのお宅の奥様は植物が大好きなそうで、

 

たまに行き会うと、立ち話で植物のお話をさせて頂いています。

 

「〇〇で××が咲いていたわよ」などと開花情報も教えて下さるので、

 

お互い、近所のどこで何を見たのかの情報交換もできて嬉しいです。

 

 

今月の実はホオズキ。

厳密に言うと、中の丸い実が種子ですが、これを実と言ってもいいよね?

 

ちなみにホオズキも実、葉、茎、根のすべてに

 

アルカロイドやソラニンが含まれています。

 

大奥などで堕胎のためにホオズキを食べさせる…

 

なんていう恐ろしい描写が出てきたりしますが、

 

根っこには子宮の緊縮作用を促すヒストニンが含まれているので、

 

現代でも根っこは酸漿根という生薬になっています。

 

なので、正確には実を食べるのではなく、

 

根っこを煎じて飲むとかだったのではないかと思うのですが、

 

フィクションの時代劇では分かりやすく実を食べるのかもしれませんね。

 

 

あれ? 今月は毒の話ばかり書いてしまいました。

 

夏休みで、お子さんが無防備に毒草に触っているところを何度も見て、

 

大丈夫かな?と心配になったからかもしれません。

 

来月は少し涼しくなって、花見散歩も頻繁に行ければ良いなと思います。