江口寿史展 ノット・コンプリーテッド | ゆるゆるな毎日

ゆるゆるな毎日

水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

夫が好きな江口寿史さんの展覧会へ行ってきました。

今回の展覧会は漫画に焦点を当てものだそうです。

 

 

会場は世田谷文学館。

の2階展示室。

 

 

入口は江口先生の代表作のストップ!!ひばりくん!。

特別仕様のようです。

 

 

入口を入った右手にはお花が飾ってありました。

始まってすぐに行ったので、お花も元気で綺麗でした。

 

 

階段を上った正面には、メインビジュアルがドーンとありました。

ここだけでなく、ほとんどの展示物の写真を撮って良いそうです。

 

 

江口先生らしい女の子のイラストもありました。

でもメインの展示は漫画の原画。

 

 

カラー原稿も沢山ありました。

全部の原画を1枚ずつ撮り、じっくり読んでいる方がいたので、

 

私は飛ばしたり戻ったりしながら気ままに見てきました。

 

 

イラストが使われた様々な商品も展示してありました。

CDジャケットだけでなく、文庫本の表紙なども手掛けてましたよね。

 

 

漫画の原画だけでなく、イラストの原画も少し展示されていました。

下書きからカラーまで、見比べられて面白かったです。

 

 

そしてこの1枚。

江口先生と言えばデニーズのメニュー。

 

先生はイラストレーターではないと仰るそうですが、

 

やはり馴染みのあるこの絵を見る事ができて嬉しかったです。

 

 

原画で一番気になったのはこちら。

わたせの国のねじ式です。

 

わせたとはイラストレーターのわたせせいぞうさん、

 

ねじ式とはつげ義春先生の漫画で、

 

背景はわたせせいぞうさん、人物はねじ式の少年になっています。

 

これ、お二人へのオマージュ作品として書かれたイラストかと思ったら、

 

漫画の原稿もあったのでびっくりしました。

 

許されるんだ爆  笑

 

 

一画にはかつて神保町にあったホテル錦友館が再現されていました。

漫画家さんがよくカンヅメになった旅館だそうで、

 

座卓の上のえんぴつ削りやラジカセは、

 

江口先生が実際に使っていたものだそうです。

 

しかもラジカセはご自分で青く塗られたそうですよ。

 

 

展示をじっくり堪能した夫は、ミュージアムショップも堪能。

Tシャツや缶バッジなど、数点を購入していました。

 

 

江口寿史展も楽しかったですが、私はその前の道中も堪能。

世田谷文学館の左手にある門が立派で驚きました。

 

個人のお屋敷かと思ったら芦花翠風邸という有料老人ホームで、またびっくり。

 

でも、明らかに古い建造物なので調べてみたら、

 

久保邸というお屋敷があったそうで、その跡地に施設が出来たようでした。

 

 

立派な土蔵も残っていました。

こういうものを残しておくのはいいですね。

 

 

そして敷地の境界には池がありました。

立派な錦鯉が沢山泳いでいて、際には1輪だけ菖蒲が咲いていました。

 

 

咲いていたと言えばこちら。

マンションの入口の花壇の曼珠沙華が満開でした。

 

他の方も足を止めて写真を撮ってました。

 

 

この花壇の先で気になったバス停。

ウテナ前。

 

個人的にうてなと言うと、仏像などが座っている蓮台を思い出します。

 

仏教的な施設があるのかと思って周りを見ましたが、

 

左手はスポーツジム、右手はマンションでした。

 

なんでウテナなんて名前なのかしら…と思って調べてみたら、

 

化粧品のウテナがスポーツジムの場所にあったのだそうです。

 

そしてウテナの創業者の久保政吉さんの息子さんの

 

久保徳全さんの邸宅が、上で紹介した芦花翠風邸だったそうです。

 

なるほど!

 

相変わらず下調べや予備知識を入れないまま出かけちゃうので、

 

今回も帰ってから色々なものに合点がいきました。

 

 

 

今回のおでかけ

★江口寿史展 ノット・コンプリーテッド

 会場:東京都世田谷区南烏山1-10-10

    世田谷文学館 2階展示室

 電話:03-5374-9111

 会期:2023年9月30日(土)~2024年2月4日(日)

 開催時間:10:00~18:00

      (ミュージアムショップ17:30まで)

 休館日:毎週月曜日、年末年始休館(12月29日~1月3日)
     10月9日(月・祝)、1月8日(月・祝)は開館、翌日休館

 観覧料:一般 1,000円、65歳以上・大学生・高校生 600円、

     小・中学生 300円、

     障害者手帳をお持ちの方 500円(ただし大学生以下は無料)

 駐車場:17台(利用者は無料)

 公式ウェブサイト:江口寿史展 ノット・コンプリーテッド(世田谷文学館)

 

 

本こちらもどうぞ本