去年暮れに
何年ぶりかにパーマをかけた
会社に出勤すると
ほぼ全員がびっくりした顔をした
ショートだけど
ストレートだったのに
くるくるパーマになったんだから
それも仕方ないか
あまり喋ったことのない人が
席まで来て
「めっちゃ似合ってます〜
」
って言ってくれたり
今の時代
若い子に言えば
セクハラになりかねないけど
男性上司にまで
「イメチェンいいねぇ
」
と言われた
私も素直に
こんなこと言える人になりたい
皆んなの反応に
びっくりしたけど正直安心した
そして
2月は片手に2本づつ
ミニーちゃんイメージのネイルをした
これは孫とディズニーランドに行くから
ちょっとした遊び心だった
これもまた会社では若い子に
「可愛い〜〜〜
」と
騒がれた
会社には
ある程度の服装規定があり
基本的には
黒や紺を着ることが多いし
派手なネイルも慎むべし
という空気がある
だから
なるべく隠すように
コソコソしていた
そして
パーマも3ヶ月経ち
そろそろあて直そうかな…
ネイルも1ヶ月経ち
おとなしい爪に戻そうかな…
そんなことを考えていたら
先週
お客さんから立て続けに
パーマやネイルを褒められた
それも
年齢は私よりかなり年上の
女性の方ばかり
「可愛い爪ね
私も一度やってみたかったのよね」
「綺麗にパーマかかってるね
私もそんなパーマかけてみたかったのよ」
顔見た瞬間に
頭をポンポンとたたいて
「可愛いよ」と言ってくれた人もいる
私を知ってる人なら
わかると思うけど
お世辞にも可愛いキャラではない
そんな人生の先輩の言葉は
全部「やらなかった後悔の言葉」
私もそんなネイルしてみたかった
私もそんなパーマかけてみたかった
私は誰かのお手本になりたくて
やった訳ではないけど
「今からでもやれますよ」と言うと
「どこでやったの？」と
興味を示す人もいたり
「恥ずかしいわ」と
尻込みする人もいる
だけど
どの人の胸の内にも
『やってみたい願望』があるから
私のパーマやネイルが
目に留まったんだと思う
母が介護施設にいた頃
娘がマニキュアを塗ってあげると
母は照れくさそうにしながら
本当に嬉しそうだった
たったこれだけなのに
笑顔で元気になった
もちろん母も若い頃には
ネイルなんてしてなかったし
働き詰めの手だった
若い頃の後悔は“やってしまった後悔”
歳をとっての後悔は“やらなかった後悔”
が多いらしい
先週、私のパーマやネイルを
褒めてくれた4人のお客さん
80代の女性もいた
是非今度は自分で挑戦してみてほしい
指1本に赤いマニキュアしただけで
気分は変わるから
という訳で
“無難なデザイン”
に戻そうと思っていたネイルだけど
今回も2本だけ
パルパルーザ風にピンクの水玉🩷
うるさいお局に
見つからないようにしないといけない
お客さんの言葉で気付いた
自分の後悔
たくさんあるなぁ
やらない理由はなんだろう
誰かの目
誰かの反対
誰の為に生きてるの
もたもたしてると
人生終わっちゃうよ
と自分に言い聞かす
今日は今年度最後の
締め日也
仕事もせず㊙️
ひとりランチで
自分に向き合ってます