神様を信じる心を取り戻した物 | 60歳のリアル…私の人生は私にしか作れない

60歳のリアル…私の人生は私にしか作れない

いよいよ還暦‼️
子育てと介護が終わり
本当に欲しい暮らし…本当になりたい自分を素直に追求しています。
桑田佳祐が大好き❣️
神様、仏様はもっと好き❣️

人生の第3コーナーを丁寧に
そして颯爽と走り抜けたいと日々奮闘中です

やっと

確定申告をe-taxで送信して

今年の確定申告が終わった



毎年毎年、来年こそ

きちんと整理して帳簿つけて

早目に終わらせようと思いながら

ギリギリまで悶絶する驚き


…を繰り返す




今年は元旦から

足踏みしているような気分で



こうして

忙しくすることで

あることを避けていた



それは神様の前に立つこと



「今年は○○神社に行こう」とか

「○○神社の大祭はいつかな?」とか



調べたり、計画するのが

好きだったし楽しいはずなのに


今年は、結局初詣すら行っていない



原因はわかっている



主人の仕事の都合で

1月2日に行く予定にしていた初詣



ところが元旦の夕方

テレビに映し出された

能登半島の地震



津波や火災

そして倒壊した家々



何の罪もない人々が

瞬時に命を奪われたニュースが

ずっと流れていた



主人がテレビを見ながら

『神も仏もないなぁ』と言った



反論できなかった

言えば口喧嘩になりそうだった



そして自分自身も

心は否定していても

頭ではそうかもしれないと思った



そうかもしれない…というより

意味を考えていた



なぜこんな試練を与えるのか



震災から遠く離れた

暖かい家の中にいるから

「そんなことないよ」と

言えるかもしれないけど




妻や幼い子供3人を

一瞬で亡くした男性の姿や



倒壊した家の前で

中の家族を助けて出すことが出来ず

なす術もなく泣いている男性の姿を見て



『神様はいるよ』と言えなかった



主人は仕事柄

多くの理不尽な事を見てきた



遍路姿のご夫婦が

トラックに追突されて

無惨な姿で亡くなったり



何の罪もない子供が

誘拐され殺害されたり



その一方で犯人は

何年かすると

温々と元の暮らしに戻ったり



また、そんな人達の

人権だけが守られたり…



若い頃から

『神も仏も無い』

と言うようなことをよく口にしていた




私が神社やお寺にお参りしてても

どこか冷ややかだった



それでも私に付き合って

お遍路さんも神社にも一緒に行くし

手も合わす



だけどさすがに

元旦の呟きには

返す言葉も無く



翌日

どちらからも

初詣に行こうと

口にすることはなかった




2日の夕方の

JALと海保機の事故でも


被災地に支援物資を運ぶ任務だった

保安官5名が命を落とした



『神様……あと3秒…

なんとかなりませんでしたか』



地震や津波を止めることは出来なくても



『帰省をやめさせることは出来ませんでしたか?』

『あの時間能登半島に行かないように

する事は無理でしたか?』


そんな事を考えてしまった自分がいる


もしも自分の家族が

犠牲になっていたら



神様を恨んでいたかもしれない


恨むということは

存在を信じている証拠かもしれないけど…



こうして堂々巡りの2ヶ月が過ぎた


仕事や確定申告に追われることを

なんとなく言い訳にしていた日々



そんなモヤモヤした気分だった先日

あるお人形が届いた



昨年12月に

伏見稲荷神社⛩️にお参りした時



店頭に

飾ってはいるけど

今は注文を受けてないという稲荷人形を



お友達が取り次いでくれて

製作を引き受けて下さったお人形だ



嬉しい飛び出すハート



早速2体を神棚に並べた

(着物を着ているお稲荷さん2体)







添えられたお手紙には

本業は

人形作家ではなく

歯科技工士だと記されていた



男性が描いたとは思えないほど

お顔が本当に素敵でラブ



着物の質感も

細部までうっとりする



こんな方に

私の奥歯も作ってもらいたい指差し



伏見のお店で

私の連絡先など

全部記入して帰ったのに


紛失したみたいで

連絡が途絶えていた



結局別のお友達が

代わりに受け取って送ってくれた驚き




いつも

たくさんの物を詰め込んでくれる

その荷物にの中には



今回

私の手のひらよりも大きな

山口県赤間神社⛩️の

縁起物が同梱されていた飛び出すハート





私は今ちょっとした

“鯛”ブームラブラブイエローハーツ

こんなに小さくても“鯛”だぜ〜キラキラ





こんな特大の“鯛”

嬉しくて

玄関入ってすぐ見える所に飾ったキラキラ







お稲荷さんのお人形と

赤間神社の縁起物



どちらもこんなに嬉しいなんて泣くうさぎ


忘れていた気持ちを思い出した気がして

気持ちが晴れたいったキラキラ




そして主人は


「それでも遺った人は

亡くなった人の供養や安寧を

仏様に祈る」と言った



人間は無力で哀しい


恨んだはずの神や仏に

再び手を合わして

立ち上がるしかない


生きていくしかないのだ




うん!!

主人の気持ちも間違ってないし

私の信じる気持ちも嘘ではない





やっと2024年がスタートした気分になった

春の気配とお人形と縁起物



市丸さん

まり姫さん

ありがとうございました