テレビ寺子屋『吉岡たすく先生』が私のバイブルだった | 60歳のリアル…私の人生は私にしか作れない

60歳のリアル…私の人生は私にしか作れない

いよいよ還暦‼️
子育てと介護が終わり
本当に欲しい暮らし…本当になりたい自分を素直に追求しています。
桑田佳祐が大好き❣️
神様、仏様はもっと好き❣️

人生の第3コーナーを丁寧に
そして颯爽と走り抜けたいと日々奮闘中です

嫁が育児に悩みながら
でも実家のお母さんには頼らず

友達もいない息子の赴任地で
3歳と1歳の子を
育てています

私から見ても息子は
本当に育児に積極的だし
どちらかと言えば
お調子者の息子は
育児が楽しい様子



嫁は○○すべき…
○○でなきゃ…と
常にお手本を守ろうとする


わかるんだな、この気持ち
子供の出来が
母親の評価だと思ってしまう

私もかつてはそうだったから…



だけど
ある時見たテレビ番組で
『吉岡たすく先生』の言葉を聞いて
ずいぶん考えが変わった

「お母ちゃんはアホくらいがちょうどいい」


それから毎週、日曜日の朝は
泣いたり笑ったりしながら
番組を見て
吉岡たすく先生のとりこになった


嫁にこの番組がYouTubeにあれば
見てごらんと伝えて
私も探してみた


映像が古過ぎて
音声しか出てこないけど


今改めて聞いても
やっぱり凄い


40〜50年前から
アウトプットが大事と説いている

そんな言葉はない時代だった


あれから私はアホを演じて
知ってることも知らないふりしたり


出来ることも出来ないと
わざと子供を頼ったりした


そんなはずないのに
給料日の前日に
20円しか入ってない財布を見せて


「今日のおかずを買うお金がない」と
子供に相談した


息子は優しく慰めてくれたけど
娘は毎日無駄使いするからだと
私を叱った



そしてそれから再々
私の財布をチェックするようになった



娘が倹約家に育ったのは
私のお陰だ(笑)




こうして試行錯誤しながら
育てた子供も


息子は周りに素直に
娘は自分に素直に
育った



同じ両親から生まれて
同じ躾をしても

同じように
そして思うようには育たないのが
子供だ








親の見栄や都合で買い与えた物は
感謝される事もないけど


子供なりに親に迷惑かけたと
思ったのか
息子から感謝のLINEが来た






相変わらず
ふざけた書き方だけど

子育ての結果って
結局こういうことだよね


すんなり買えた靴も
すんなり買い与えなかったから


10年間も大事に履いたし
感謝もしてくれたんだ



ぶっちゃけこの靴の事は
全然記憶に無いけど

この手法結構使い倒した


そんな
息子の家は
おもちゃで溢れている
頼まれもしないのに
ホイホイと買い与えて


子供の喜ぶ顔を親が見たいだけだ


子育てに口を挟む気はないので
何も言わないけど
早く気付いね




息子一家は
今が一番大変な時期


あと2〜3年も経てば
今は目に入れても痛くない 
娘から

「パパ嫌い」
なんて言われて
凹む日が来る事を

息子は知らない


あんなに後追いして
5分と自分の時間を
持たせてくれなかった息子が

嫁の肩を持つ日が来る事を
嫁は知らない


今が
お金を積んでも
買えない時間だと
気付いていない



私の歳になれば
哀しいくらい
懐かしく愛おしい