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頚髄損傷.comのブログ

頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

頚髄損傷の方で自分で洗顔や洗髪などができないと,皮膚トラブルは多いのではないかと感じます。




けがをする前には皮膚トラブルはなかったのに・・・




単純にケアが不十分だからですよね。




週に2回の洗顔と洗髪,それ以外の日はおしぼりでふくだけでは皮膚トラブルは起きて当然ではないでしょうか?




ストレスが原因とか,汗の問題ではという方もいらっしゃるかもしれませんが,普通に,普通に,普通にケアしていれば,ほとんど起きないような皮膚トラブルが多いこと・・・




鼻毛,まゆげ,耳掃除なども含めて,自分でケアできない方にはしっかりと対応したいものです。



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色んな人に話が聞けたというテーマだったのに,話の内容を書きませんでしたので続きです。




わけあって施設の方ではない5人ほどの脊髄損傷の当事者の方と話しをしました。




退院して時間がたっているので,社会とのかかわり方についてが中心の話題でした。




若い方はやはり仕事を求めて動いていました。




職業訓練校に通っていたり,自分でスキルを身に付けるための勉強をしていたり,実際に就労していたり・・・。




本当にたくましく,生き生きとしていていました。




頚髄損傷で新たに正規雇用というのは非常にハードルが高いのが,今般です。




そんなことは分かっていても,前に進むしかない。




われわれが行う事業に正規で協力してほしいと言いたかったですが,支払うお金があるかどうか分からないのに,無責任に誘うこともできずに終わってしまいました。




脊髄損傷の分野においても,当事者と支援者がその枠にとらわれ過ぎず,自らサービスを生み出す時代の扉を開けたいと思います。



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最近,頚髄損傷の方が住んでいらっしゃる施設を訪問しました。




社会福祉法人が運営した施設であり,頚髄損傷の方が複数名入所し,短期入所でも複数名が利用しているようです。




施設はたっぷり補助金が使用された感じがします。コンクリートの2階建て,1階は建坪で1,000㎡は優に越えます。



個室は8畳程度で収納があって広く,天井高があり,大きな窓もあります。



浴室も高額な機器が多くて広いです。



一度も使用されていないリハ関連機器が数百万円以上・・・・・。



何が書きたいのか分からなくなってきちゃいましたね。



ハード面での住み心地は良好で,ソフト面も悪くないようで,死ぬまで生活する場所です。



500人以上の入所待ちがいるようです。



ちょっと考えてみませんか?



これでは地域で生活するのがバカバカしくなりませんか?



何が言いたいかというと,社会福祉法人の異常な優遇策です。



税金はかからないのに,補助金が沢山もらえる。



同業種のNPO法人は税金はもちろん支払い,補助金は実績がないのでもらえません。



これは補助金や助成金を出す側からしたらアタリマエかもしれませんが,これから事業を行うものとしては,納得がいきませんね。



日本は施設生活から地域生活への移行を推し進めるのであれば,補助金や助成金について,また税金の優遇策について考え直すべだと思いました。



愚痴になってしまいましたが,実は施設を見学したかったわけではなくて,われわれが行う事業についての意見を伺いに行ったのでした。



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