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頚髄損傷.comのブログ

頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

私は治癒にしくい褥瘡治療は形成外科での外科的治療だけと思っていました。




これは間違いだったようで、局所陰圧閉鎖療法といって手術しない療法を目にしました。





詳しいことはナイーブな問題なので記載いたしませんが、近年は有効な褥瘡治療として注目されており、エビデンスもあるようです。




ご興味のある方は検索してください。




褥瘡は予防が最も重要なのですが、悪くなってもキズがないこともあり分かりずらいものです。





法人ホームページ

http://reh-village.minim.ne.jp/


脊髄損傷者のポータルサイトである頚髄損傷.comもよろしくどうぞ

http://頚髄損傷.com/





以前もお伝えしましたが、入院期間が短縮したことによるデメリットです。



急性期病院での治療の後、脊髄損傷の専門病院ではなく、脳卒中の方が入院する回復期リハビリテーション病棟で半年間リハビリを受け、その後に専門病院に入院してきました。



上肢の麻痺がない方です。



半年間もリハビリしていたのに、車いすとベッドの移乗動作も上手にできず、トイレやお風呂もできない、自宅に帰る話も一切ない・・・




リハビリは筋トレばかりだったようです。このため、肩回りはボディビルダーのような筋肉です。




排便は何らかしないとでないのにも関わらず、摘便もせずにトイレに座らされて便が下りてくるのを待ったり、家には帰れないから施設で生活しろと言われていたり、他にもびっくりするようなことがありました。




回復期のリハビリ病院のリハスタッフをはじめ専門職はどのように対応していいのか分からなかったのだとは思いますが、やりきれない気持ちになってしまいます。




他にも考えられないようなことが多々あるのです。




医療制度は変わりませんし、もっと厳しい時代となります。




私は医療制度には過度に依存せず、地域において脊髄損傷の方の支援を行っていく必要性を強く感じています。




当法人がサービスを提供するまであと1年を切りました。




医療制度の犠牲となるような方が1人でも減るように、がんばらないといけません。




脊髄損傷の方に対する支援を行うNPO法人リハビリテーションビレッヂをよろしくどうぞ。


頚髄損傷.comでは無料の相談も行っています。

http://頚髄損傷.com/




パート3です。





C4レベルの方の食事は全介助であり、食事用ロボットとして販売されているマイスプーンは実用的レベルに至らないという認識でした。




もちろん、一部は可能ということは理解していますが、ロボットよりも食事介助の方がよいという認識でした。




私は、間違っていました。




私はC4の約5名にマイスプーンを使用し、私が考えるネガティブさを押し付けていて、適切な方法と考えを伝えていなかったということに気づきました。




これを証明するようにマイスプーンでの食事日記をブログで公開している当事者の方がいらっしゃいました。




ぼくのマイスプーン日記という フレーズで検索すると出てきます。必見です。





ロボットに対する認識を改めたいと思います。





大切なことは、自分で可能なことは自分でできるようにチャレンジしてみようという勇気だと思います。





何でもかんでも自立という自立バカでは私はありませんので、とにかくやってみるということです。





これからの方には、私は真っ新な気持ちでマイスプーンをトライしてもらおうと支援します。




ただ、使えるようになったとしても、かなり高額なので、どうにかなりませんか、メーカーのセコムさま!!




レンタルでも、この価格で一般の方は買えませんよ!



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脊髄損傷者の生活、リハビリ、働くことも含めた社会参加を地域で支援する日本初の法人です。




開設まで1年を切りました!