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頚髄損傷.comのブログ

頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

外出時に失便したことはありませんか?





一度、失便を経験されると、また失便するのではないかと外出するのが怖いですよね。





特に、長距離移動や結婚式などの絶対に失便できないような時には心配になりますよね。





そんな時に、皆さまはどうしていますか?





ほとんどの脊髄損傷の方が使用されていないと思いますが、アナルプラグ(コロプラスト社)というのがあります。





これは以前に紹介したのですが、とある当事者の友人から使用した体験談を頂きましたので、簡単にご報告します。





簡単には1個が約300円なので、費用対効果が高いということです。外すのは簡単だが、入れるのは便座に移乗する必要があるようです。




興味がある方はコロプラスト社へご相談ください。





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脊髄損傷の方の身の回りのことがすべてできる方の賃貸住宅を探しています。





公営住宅に入居できるのが、コスト的にも良いのですが、そんな簡単にはいきません。





賃貸アパートもマンションも色々と探したのですが、自宅内に入るまでに必ず段差があります。





これは看過できない問題です。





なおかつ、最近の賃貸アパートはメゾネットタイプが多いこと・・・





分譲マンションはバリアフリーは多いのですが、経済的にはそんなわけにはいきませんね。





有料老人ホームやサ高住などはバリアフリーなのですが、毎月の支払いが多くて、こちらも手が出しにくいです。





自分のことが自分でできるのに、約15センチの段差が1つあるだけで、自立を妨げられてしまうのは、本人にとって、どんなに理不尽に感じるでしょう。




そんなことは手伝ってもらえばいいじゃないかと仰る方がいるかもしれませんが、段差1つでヘルパーの都合に合わせる必要があるのは、とても窮屈な生活で、夜に呑みにも行けません。





強制退院が近づく中、諦めずに賃貸物件を探すのみです。





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法人が行っている無料の相談事業ではリハビリ病院への転院の相談が最も多いです。




日本各地からご相談があるため、どの地域においても脊髄損傷の方に対する転院調整がうまくいってないことが実感できます。




転院の件では、納得できないことが1つあります。




急性期病院からリハビリ病院に転院するにに、脊髄損傷の専門的リハビリ病院を紹介されないままの方が多数います。




これは主治医もソーシャルワーカーもセラピストも脊髄損傷の医療機関の存在を知らなかったり、また一般のリハビリ病院との知識や経験や結果の差を実感できていないからでしょう。





当事者やご家族が脊髄損傷の専門病院を理解して転院しないのは別の話ですが、ほとんどが上記理由です。





私のできることは脊髄損傷のリハの効果を医療機関の専門家へアピールし続けることです。




これから名古屋で脊髄損傷の方を専門としたリハビリの事業等を開始しますが、広報にも力を入れて、まず自分たちの存在を知ってもらうことを意識しなければと感じました。




法人ホームページ

http://reh-village.minim.ne.jp/