経験② | 突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

順風満帆な生活から一転。
突然の逮捕から社会復帰までの経験談を同じ悩みを持つ方や、その周りの方にお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。
文章など、拙いところあるかもしれませんが、お許し下さい。

~『経験①』から続く〜


初めての人はこちらからご覧下さい♪

 


↓これ個人的にめっちゃ好きです。

  

 




今日は違う作業に任命されたが、何をやるのか

分からないので言われるがまま着いていく。


昨日作業していたところは通り過ぎて、

奥の部屋へ。

師匠は今日も同じ作業のようだ。


そして自分の作業場に到着。

うっ、何か暑いぞ。

と思ったらそれもそのはず。

屋根はあれども、外の空気が入ってくる場所の上、

エアコンが無い。9月とはいえ、まだ気温は30度超え。


大きい業務用の扇風機プラス冷風が出る

臨時のエアコンのようなのしかないのだ。

広さは体育館くらいだろうか。

実際の作業場はその3分の1くらい。

その機械で、暑さを到底しのげる訳がない。


点呼が始まる。

「今日初めての人、確か3人?かな。

その人達はこっちに来てー。」


ハキハキした女性だった。


今回の作業場はトータル20人くらい。

男女比は男性3の女性7くらいの割合だった。

とりあえず、新人達はとにかく、回ってきたものに

その名の通り、品番のようなものが書いたシール

を張るらしい。

キャラクターの景品のようなものが商品だ。


作業が始まる。

3班くらいに分かれて作業していくが、

シールを貼った後の梱包する人がどうやら

ベテランらしい。

なんか別れた班でも、何やら話し合いながら

やっている。

こう入れた方がいいやら、こう積んだ方がいいやら。


まあ私には関係無い事だった。

そして少しずつ慣れてきた私は、

次第に貼り方のコツを身につける。

凄まじいスピードで貼り続ける。


ただ、このスピード、いらないらしい。

横のおばさんに

「そんなに早く貼ってもどうせ、終わらないから

ほどほどでいいのよ。」


確かにそうだ。

というか、派遣ってそんなもんだよな。

改善策とか全く見出そうとしなくていい。

所詮それはその場しのぎの改善であって

根本の改善策ではないのだ。


そんな事を思いながら、貼っていると

横から社員の声が響いた。


「あーあ、数え直さないと!!」









〜『経験③』へと続く〜